豆まき

昨日は豆まきをしました。

イベントがあるごとに、
お母さんはアレしてたコレしてたって。

本当にイベント大好きでしたからね。

節分の日の夜は、イワシの丸干しを焼いて、
無理やり食べさせられたよね。
そして、その頭を玄関に飾っていたような・・・。
混ぜご飯の中身の野菜しか食べなくて叱られたり。

そうそう、豆まきでは父がすごかった
高校時代に、応援団長をしていただけあって
それはそれは大きな大きな声で
「おには～～～そとぉ～～～～～
　ふくはぁ～～～うち～～～～～」

近所に聞こえるのも気にせずに、鬼を追い払っていました。
あれじゃ、鬼もひとたまりもありません。

翌日、近所のおばさんに
「えらい、大きな声だったね、お父さんけ？」
（えらい＝すごく）（け＝ですか？）
と、聞かれるのが、恥ずかしかったなぁ。

その父に代わって
今年もryuryuが豆まきです。

大きな声を出そうとすると・・・
豆が遠くに投げられず
遠くに投げようとすると・・・
声が小さくなってしまいます

それでも、一生懸命。
真剣な表情で、
「おにはぁ～～～そとぉ～～～
　　　　　　　　　ふくはぁ～～～うちぃ～～～」
鬼を追い払って
福の神を呼んでいます。

保育園の豆まきで
鬼を怖がって、大泣きしていたryuryuがね。
今は、家の代表で豆まきです。

今日は立春。

母が若かりし頃、父にこんな手紙を送ったそう・・・
「立春とはいえ、まだまだ寒い日が続いています。・・・」
ラブレターの、その先は父しか知りません。

「立春だね～」と父や母が言えば
　　　　「立春とはいえまだまだ・・・」と私が返す。

こんなふうにして、毎年まいとし、
母をからかって、笑ったものです。
いくつになっても、恥ずかしそうに笑っていた
母の顔が思い浮かびます。

まだまだ、母のことばかり

春節は14日。
春は、もうすぐです