5月20日に札幌コンサートホールKitara小ホールで行われた二十五弦箏の中井智弥さんとヴァイオリンの能登谷安紀子さんのコンサートに行ってきました。
中井さんはカンテレのエヴァ・アルクラさんとのDuoで何度か聴かせていただいていましたが、それ以外の形での演奏は初めて。中井さんのお箏の演奏をよく見たくて、二階席に座りました。
二十五弦箏は低音の柔らかで豊かな音色がとても魅力的。高音とのコントラストも際立っています。多様な演奏技法によって色とりどりの表情が生まれるのは、中井さんならではなのでしょうか。
プログラム前半は主にクラシックの名曲たち。後半の、お二人の作曲された作品たちがとりわけ素敵でした。ときにダイナミック、ときにで、ドラマティックで情感豊かな中井さんの曲、すばらしい。叙情的な能登谷さんの曲も素敵。いろいろなアイディアを盛り込んだ編曲もたいへん勉強になりました。
中井さんの美しい箏の音を聴いていて思ったのは。。。
自分はカンテレを弾きすぎてはいないだろうか、ということ。
私はもともと音数は少ないほうが好きで、どちらかというと音の数を減らしていく傾向があると自分で思っているのですけれど、あ、もっともっと減らしていい、と。
カンテレは両手を使ってたくさんの音を鳴らせる楽器なので、つい音符を詰め込んで、きらびやかな表現や重厚な表現に傾いてしまったりということもあり得るのですけれど、ひとつひとつの音の深みを大切に、ゆっくり音を紡いでいくような表現が自分は好きなのだなあ、と、そんなことを改めて感じさせていただきました。
ほかにも、多様なテクニックがカンテレの演奏のヒントにもなりそうで、見て聴いて美しく面白く、いろいろと楽しませていただいた素敵なコンサートでした。
中井さん、能登谷さん、素敵な演奏をありがとうございました!!
中井さんはカンテレのエヴァ・アルクラさんとのDuoで何度か聴かせていただいていましたが、それ以外の形での演奏は初めて。中井さんのお箏の演奏をよく見たくて、二階席に座りました。
二十五弦箏は低音の柔らかで豊かな音色がとても魅力的。高音とのコントラストも際立っています。多様な演奏技法によって色とりどりの表情が生まれるのは、中井さんならではなのでしょうか。
プログラム前半は主にクラシックの名曲たち。後半の、お二人の作曲された作品たちがとりわけ素敵でした。ときにダイナミック、ときにで、ドラマティックで情感豊かな中井さんの曲、すばらしい。叙情的な能登谷さんの曲も素敵。いろいろなアイディアを盛り込んだ編曲もたいへん勉強になりました。
中井さんの美しい箏の音を聴いていて思ったのは。。。
自分はカンテレを弾きすぎてはいないだろうか、ということ。
私はもともと音数は少ないほうが好きで、どちらかというと音の数を減らしていく傾向があると自分で思っているのですけれど、あ、もっともっと減らしていい、と。
カンテレは両手を使ってたくさんの音を鳴らせる楽器なので、つい音符を詰め込んで、きらびやかな表現や重厚な表現に傾いてしまったりということもあり得るのですけれど、ひとつひとつの音の深みを大切に、ゆっくり音を紡いでいくような表現が自分は好きなのだなあ、と、そんなことを改めて感じさせていただきました。
ほかにも、多様なテクニックがカンテレの演奏のヒントにもなりそうで、見て聴いて美しく面白く、いろいろと楽しませていただいた素敵なコンサートでした。
中井さん、能登谷さん、素敵な演奏をありがとうございました!!