新美南吉朗読会、すばらしかったです！

　一週間があっというまに過ぎてしまいましたが、

　先週の金曜日9月14日、北海道立文学館で「新美南吉の世界」と題した朗読会がありました。

　澤井貴良子さん、村井裕子さんという、お二人の素晴らしい読み手による新美南吉。村井さんの「のら犬」、澤井さんの「でんでんむしのかなしみ」は音楽なしで味わっていただき、澤井さんの読まれる「狐」と、村井さんの「牛をつないだ椿の木」にカンテレを添えさせていただきました。

　叙情的で繊細な心象風景、ユーモラスな会話や気持ちの動き。澤井さん、村井さんの声の表情やリズムが素晴らしく、カンテレを弾きながら、お二人の読まれる新美南吉の世界を堪能させていただきました。ご一緒させていただき、ありがとうございました！

　会場に来てくださった皆さまからも、朗読とカンテレがとても合っていたとうれしいお声をたくさんかけていただき、ありがとうございました。

　「新美南吉生誕100年　ごんぎつねの世界」展は、北海道立文学館で10月21日まで開催中です。