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ロヴァニエミへ!

2009-11-18 12:52:00 | diary
 フィンランドへの出発を週末に控えたところへ、フィンランド航空パイロットが一週間の予定でストライキに突入!

 出発は終了予定日の翌日だけれど、日本に機材がないかもしれない。そのうえ今回は一ヶ月のストも辞さない強硬な姿勢ときいて、ちょっぴり気をもんでいたのですが、(←なんとかなるだろうと心のどこかで思っていたので、あくまでもちょっぴり。)今朝、ストが集結したと知らせてくれるメールが、フィンランドの友人から、そして日本で気をもんで下さっていた方からも届きました!

 やれやれ、これでひと安心。胸をなでおろしました。
 皆さん、心配して下さってありがとうございます!

 

 11月末のラップランドは、この写真のようには明るくないでしょう。冬至を前に、そのうえまだ雪も少なくて、一年で一番暗い季節。いったいどのくらい暗いかと思うと、それもまた楽しみに。カレワラを下敷きにした「北の魔女ロウヒ」で、ロウヒが太陽と月を閉じ込めてしまった一場面が思い出されます。

 荷造りはまだまだこれから。そしてもちろんこの時期、北海道も本格的な寒さに向うので、留守のあいだの冬支度もあれこれと。

マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル

2009-11-16 15:20:00 | concert
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札幌で聴くことができるなんてすごいなあ。たくさんの方が聴きにいって下さるといいな。
札幌公演、いよいよ今週木曜日です。

アイルランド音楽の最高峰!
●マーティン・ヘイズ&デニス・カヒル札幌公演
  オープニングアクト:RINKA (小松崎操、星直樹)
【日時】11月19日(木)18:00開場、18:30開演
【会場】ザ・ルーテルホール 011-251-1311
 (札幌市中央区大通西6丁目仲通り地下鉄「大通駅」1番出口より徒歩2分)
【入場料】4000円(全席指定)

http://misaok.hp.infoseek.co.jp/martin&dennis/index.html

カンテレ友の会のコンサート

2009-11-16 14:07:00 | kantele
 昨日は、北海道クリスチャンセンターで、日本カンテレ友の会が主催する交流コンサートがありました。

 札幌やその周辺で、それぞれに演奏活動をしていたり、いろいろなお教室でカンテレを習っていたり、というカンテレ愛好者が集まってのコンサート。カンテレ友の会として今年初めて計画したコンサートです。

 佐藤美津子さんのお教室の皆さんや、私のところでカンテレをつづけていらっしゃる方たち、そして、パイヴィさんも来て下さって、いろいろなカンテレで、ソロやアンサンブル、いろいろな曲を聴けるコンサートになりました。

 パイヴィさんもソロでも3曲演奏してくださいました。ポップスやジャズ指向の彼女らしい演奏、とてもよかったです。
 1曲目はMatti Kontioの現代曲「教会の鐘を鳴らすのは誰か」。2曲目はフィンランドポップスのラブソング「貴方の髪の匂いの中で眠る」を弾き語りで。ヴォーカルもとても素敵!そして、Andy McKeeの曲を、カンテレのボディや弦をパーカションとしても印象的に使って。わ~、これは新鮮です。これからもっと聴かせていただくのがますます楽しみ。

 カンテレを弾く方、楽しむ方がほんとうに増えてきて、弾く人それぞれのカンテレがあることをあらためて感じた一日。最後の全員合奏、「鳥のうた」では子供から大人まで30人を超える大合奏になりました。

 ご参加の皆さん、楽しかったですね。お疲れさまでした!






タイム屋文庫

2009-11-15 02:01:00 | diary
 所用で近くまで行ったので、久しぶりに小樽図書館に立ち寄りました。

 今はレンガ色のタイル張りの、新しくて四角っぽい建物になりましたけれど、私が子供の頃は、木造の洋風建築で、ちょっとロマンチックな外観のなかなか素敵な建物でした。記憶の中の古い図書館は、羽目板に白かクリーム色のペンキが塗られているのですけれど、あるいは薄緑色だったかもしれない気もしてきて、あんなに通っていたのにどうして定かでないのか不思議です。木枠のガラス窓からは白樺やポプラの緑がさやさや揺れて、夏は蝉がみんみん鳴いて、本の匂いと風の匂いがまじりあって。

 子供の頃に住んでいた家からは、公園の中のゆるい坂道を抜けてすぐだったので、歩いたり、自転車で通っては、本を借りられるだけ借りて読みふけり、読み終えたらまたすぐに借りにいったものでした。

 小樽は、どこもかしこも坂だらけの街で、私は小さい頃、うちの前の坂を降りると平らな道に出る、と思っていたのですけれど、そこを離れてしばらくして立ち寄ったとき、平らだと思っていた道はちっとも平らじゃなくて、急な坂道からゆるやかな坂道に出ていただけだったことに気がついてびっくりしたものです。今ではあの坂で自転車に乗るなんて、考えられません。

 このあいだ札幌の中央図書館で聴かせていただいたトークショー「三つの読書」は、書評家の豊崎由美さんの歯切れのいい論調も、yom yom編集長の木村由花さんの編集へのぶれないスタンスが感じられるお話も、作家の朝倉かすみさんのほわんとした雰囲気のトークもそれぞれに素敵で面白くて、とてもいいイベントでした。

 朝倉かすみさんの小説「タイム屋文庫」は、小樽にある、時間旅行の本ばかりを扱う貸本屋さんが舞台になっているのですけれど、その「タイム屋文庫」がありそうな場所は、私が子供の頃過ごした家から、たぶん歩いてほんの10分くらい坂をのぼったところなのです。

 タイム屋文庫は、もとは主人公のおばあさんの住んでいた家なのですけれど、私が住んでいたその家は、祖父が一緒に住んでいました。ほんとうに古くて狭くて冬は寒い家だったのですけれど、私たちが引っ越したあとも、祖父はずっとその家に住み続けて、父が新しい家に移ることをどんなに勧めても、図書館や本屋さんや公園に近いその小さな古い家から引っ越そうとはしませんでした。今思うと、懐かしさだけではなくて、ほんとにいいところにあって、祖父が動きたくなかったのもわかる気がします。その家も、いまはもう取り壊されて、あとかたもありません。

 タイム屋文庫のお陰で、まるで時間旅行をしている気分です。
 

夜の散歩 <東京ライブ>

2009-11-12 14:07:00 | concert
 今朝の小樽は、坂道も庭の木もうっすらと雪化粧。近くの山のいただきは真っ白です。

 12月初めの東京はもうかなり冷え込んでいるでしょうか。12月3日、4日の東京/自由学園明日館ラウンジでのコンサートは、「夜の散歩コンサート」というタイトルになりました。フランク・ロイド・ライトが設計したとても美しい自由学園明日館へ、ふらりとお散歩にいらしてください。

 12月3日、山口智さんとの共演は、二人のオリジナルや即興での共演を主体にお届けすることになると思います。ハンマーダルシマーとカンテレ、弦の音が、明日館でとても美しく響くことと思います。奈良在住の山口智さんと、北海道のあらひろこ、東京では初共演です。

 翌4日は、ハープとアコーディオンで哀愁の感じられる美しい音楽を奏でるRivendellのお二人とのジョイント。お二人とは以前の明日館コンサートでもご一緒させていただいています。
 
 両日とも、それぞれに美しい音楽を奏でる素敵なミュージシャンとの共演で、とてもうれしくて楽しみです。お近くの方、ぜひいらしてくださいね。
 

☆12月3日、4日 東京/自由学園明日館 「夜の散歩コンサート」

【出演】12/3(木)山口智(ハンマーダルシマー)
            あらひろこ(カンテレ)
    12/4(金)Rivendell(木村林太郎:ハープ、歌、
                藤野由佳:アコーディオン)
            あらひろこ(カンテレ)

【時間】18:30開場、19:00開演(両日とも)
【ところ】自由学園明日館ラウンジホール
     (東京都豊島区西池袋2-31-3)
     http://www.jiyu.jp/index.html
      JR池袋駅メトロポリタン口より徒歩5分
      JR目白駅より徒歩7分
【料金】ご予約3000円、当日3500円
【ご予約/お問い合せ】greenpigeonmusic@gmail.com



山口 智(ハンマーダルシマ-)

奈良県生まれ。
各種アコースティック楽器を手がけながらさまざまな音楽の影響を受け、
1987年より西欧の打弦楽器ハンマーダルシマーの演奏に取り組み、独自のスタイルを確立。
オリジナル曲、即興演奏を中心に、その独特の美しい音色を生かしたダイナミックで詩情豊かな音楽を作り続ける。
ソロの他、多くのミュージシャンと共演。様々なバンド、ユニットにも参加。
朗読やダンスからお経まで異ジャンルとのコラボレーションも多数。
映像、演劇の音楽作曲制作にも携わる。



Rivendell
(木村林太郎:ハープ/ヴォーカル、藤野由佳:アコーディオン)

2003年5月結成。ユニット名リヴェンデルとは、
二人が好きなJ.R.R.トールキンの『指輪物語』ほか著書に見える地名であり、
木村が昔住んでいたアイルランドの実在の地名でもある。アイルランドやスコットランドの伝統 音楽、中でも哀歌や物語性の深い曲を追求する。オリジナル楽曲も発表。
アイリッシュハープの繊細な美しさとアコーディオンの哀愁ある音色のハーモニーを大切に奏でている。