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一度は天下・・・の頂点に立ってみたい。天下が無理なら、
組織・・・会社の頂点に。
こんな夢を抱いて・・・いた。
天下を取るには、戦いの中で生き抜かなければならない。
闘うことが嫌いな私には、天下取りは無縁。
会社組織の中でも同じかもしれない。
そう思ったら、ひたすら真面目に一心不乱に仕事をする・・・
それしか生きる道はないと思った。
中国の古典に『王たる三か条』というものがあった。
①徳 ②位 ③時
人徳を積み、ポジションを登り、タイミングを待つ。
今風に解釈すると、こういうことだ。
正直、親切、愉快な気持ちで仕事をやり抜けば評価されて
ポジションが上がる。
そして、時の流れ(情勢)のタイミングを見逃さない。
この時世の流れを洞察して・・・焦らずに待つことが、肝心。
更に加えて感じることは、『運』である。
松下幸之助翁は、人材抜擢をするときに、その人の『運の強さ』を
主眼に置いたという。
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