河童の茶屋

雑音に惑わされず
余計なことを考えず…日々、これ好日と信じて…
一期一会の出会いを楽しみましょう

第52弾・天昇

2006年06月29日 09時21分35秒 | Weblog

    昨夜21時頃、訃報が入った。
    私の小さな恋人・・・筋ジストロフィー専門の
    施設に入院していた姪っ子が天に召された。
    
    この子は31歳の寿命だった。
    私のホームページの『天使の絵』のコーナーを
    飾ってくれていた。
    そして今日、この『天使』のコーナーは終幕した。

    口に筆を加えて描いた『ひまわり』は、彼女自身の
    存在だった。
    福祉協議会長賞をもらった作品。

    彼女のメル友になることで、携帯メールを習得した。
    聡明で明るい性格だった彼女に・・・星の数にも劣らない
    元気と勇気をもらった。

    自分の障害に屈しなかった。
    車椅子、ストレッチャーに乗って、多くの人と出会い、
    数え切れない人の縁を結ぶ天才だった。

    最後の最後まで、生きる希望と笑顔を捨てなかった。
    私には、彼女の生き方は手本だった。

    今、声に出せない嗚咽を堪えて・・・合掌。