おじさんの話を思い出した
元義父の弟さん
元義母の借金、道楽
自宅差し押さえ、兄家族の住まい購入、甥と姪の学費など出資し続け底をつき
お金がなくなったとたん元義母に疎まれ
ひと言も不満も愚痴も言わず病んでいき自殺
葬儀の時、義母は大声で
この人、葬式代も残してないわ!見て!(通帳を見せびらかす)
親族は、あんたは人殺しやと言ってた
あれから20年経つ
独り暮らしで質素に暮らしてた
山登りが好きでインドなどを訪ね
貧しい村の子ども達にボールペンや乾電池を配り喜んでもらえるのを楽しみにしてた
自転車に乗ってどこでも出かけ
マラソン大会にも出場してた
尺八を練習して上手に吹いてた
あまり話さないけど
いつもニコニコ笑ってた
あの人(義母)に合わなければ今も楽しく過ごしてたでしょう
ふと、私がのんびりでもジョギングしたり山登りが楽しくなったのもおじさん?と思った
あまりに悲しい終わり方でずっと心に残ってる
もうあちらにお墓参りには行くつもりはないので
お寺など行った時は
心ばかりの供養に手を合わせている
私が山登りを楽しむことを
おじさんが喜んでるなら、それもいい
一緒に楽しもうね