小春日和

58歳・おひとりさまの日々雑感(*^^*)

グダグダ

2022年10月17日 19時41分00秒 | つぶやき
土曜日、遺品整理に手をつけ

母の入院前の行動を思い気持ちが落ちたまま

1週間が始まる

仕事をこなしながらも

あの時、あの時と母の行動を振り返る



田舎で自営の工場をしていた

父が亡くなり、借金のため土地を売却し

新興住宅地の小さな中古の一軒家に長男と引越す

引越しの挨拶をして欲しいと頼まれた

どうして?挨拶くらいと思いながら付き合った

私の後ろに隠れるようについて来てた

あの時の母の心境は今の私と同じだったのかもと今思い出した

DV夫とはいえ、母は父を頼りきってた

機嫌のいい時は、高価な服や化粧品を買ってくれる

買い物はいつも一緒だった

そんな夫を亡くした喪失感

住み慣れた広い敷地の家を借金で失い離れる寂しさ

挨拶をする気力もなかったのだろう

あの頃の私には、わからなかった

あの頃の母の年齢になり、重い喪失感を味わってる今になりわかった



どうして、こんなに引きずるのか

歳のせい

おひとりさま

DV離婚や、次女との拗れた関係など

亀裂が入ったままの心に

母との別れが大きく響き

亀裂がひび割れてしまったような



ドンとした実家があって

遺品整理も焦らず

家があり続ければ、まだ戻る場所があり違っただろう

母が居た場所を片付け、空にするという作業は

さらに心を追い詰める

一緒に思い出話しでもしながらできる兄弟がいればいいけど

居ない



自分でするのも

業者に頼むのも、今、動けなくなった

こんなに辛いなんて

軽々しく、何度も、片付けて!と元気な母に言ってた

入院なんかしたことないって元気な人ほど大病してしまうのよ、とか聞いてたのに

母は丈夫な人!と決めつけ、何もしてやれてなかった

年相応のしんどさに加え癌のしんどさ

お母さん、心細かったでしょうね、そう言われた言葉が刺さったまま

もう、どうしようもないのに

自分の反省と、こういうお悔やみの時は言葉に気をつけないといけないとわかった



この心の苦しさはいつ治るんでしょうね

行ったり来たりの波がまだまだ