柳家一門名演集
本日聴いてみました。
柳家喬太郎 「擬宝珠」
完全に喬太郎ワールド!まくらが20分以上続く。話は面白いので引き込まれるが、高座で寝そべったりしている様子がうかがわれる。
かつての林家三平のように、自分の女房の名前を連呼しながら走り回っている姿のどこが面白いのかわからなかった私としては、座布団の上で客を引きつけて欲しい。
落語家=噺家であると思っています(個人的意見です、ハイ)。
柳亭一馬 「船徳」
話も上手いし声も良い!この話のように歌の入る物を語らせたら右に出るものは居ないのでは無いでしょうか。
柳家権太楼 「試し酒」
音源なので酒を飲む姿は見えないはずなのに、旨そうに飲む姿がありありと浮かぶ。
しかも、酒を一杯二杯と飲み進めるうちに流石の久蔵も酔っ払っていく・・・その描写力は圧巻です。
柳家さん喬 「寝床」
淡々とした語り口でじわじわと笑いを誘う。この師匠の持ち味が十分に生かされていてとても良かった。
この話の落ちについて、義太夫を語る場所の「床(ゆか)」と「寝床」を掛けたものだとは知りませんでした。
柳家最高!お薦めの一枚です!