内容紹介
東京・新小岩駅から徒歩4分の「ルネッサGL」は、150戸の規模でサウナ付スパのある築4年目のマンション。近くの大衆酒場「おたこ」では今日も脱線3人組が盛り上がっている。漫画の原作を書く葉山俊介、元落語家の関西人・麻丘元春、鉄鋼会社経営の元高校球児・南淳二だ。
麻丘と南はマンション管理組合の理事で、新築時から理事長を務める高倉宏志と管理会社との馴れ合いに疑問を抱く。あるとき理事会で高倉理事長と対立した麻丘と南は、葉山を参謀として高倉に一矢報いる作戦を立案する。何でも笑いに変えてしまう3人の、冗談から始まった復讐劇は、ソープ嬢の貴子や管理会社担当の小林を巻き込んで……。
「人生は遊園地。遊んじゃえばいいの」。まさに水をはじきとばすかのように進む“スプラッシュ”な展開から眼が離せない。
軽妙な会話で物語を楽しませつつ、マンション管理や人生のウンチクもたっぷり。ベストセラー作家・百田尚樹氏が「この小説はオモロすぎる!」と絶賛した傑作長編。アマゾンより。
面白かった。
通勤電車で読むにはこういった本がベスト。
内容は軽くて一気に読めるから。でも、人は「言葉」で人生が変わるもの、と思わせる。
お薦めの一冊。