バイクでキャンプ備忘録日記

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映画 愛を耕すひと

2025年02月26日 | 映画



マッツ・ミケルセンが母国デンマーク開拓史の英雄を演じた歴史ドラマ。デンマークの作家イダ・ジェッセンが史実に基づいて執筆した小説を原作に、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」でもミケルセンとタッグを組んだニコライ・アーセル監督がメガホンをとり、「ライダーズ・オブ・ジャスティス」のアナス・トマス・イェンセンが脚本に参加した。
18世紀デンマーク。貧窮にあえぐ退役軍人ルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号をかけて荒野の開拓に名乗りをあげる。それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルは自らの権力が揺らぐことを恐れ、あらゆる手段でケーレンを追い払おうとする。ケーレンは自然の脅威とデ・シンケルの非道な仕打ちに抗いながら、デ・シンケルのもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや、家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスと出会い、家族のように心を通わせていく。映画コム

ケーレンは不毛の地でジャガイモ栽培に成功し、貴族の称号を得た。
しかしデ・シンケルを殺害した罪により刑務所から移送される途中のアン・バーバラを救い出す。
称号も剥奪され開拓地も追われ無一文になって二人で逃げるところで映画は終わる。

星4
マッツ・ミケルセンの演技が素晴らしい。



映画 セプテンバー5

2025年02月19日 | 映画



1972年のミュンヘンオリンピックで起きたパレスチナ武装組織によるイスラエル選手団の人質テロ事件の顛末を、事件を生中継したテレビクルーたちの視点から映画化したサスペンスドラマ。「HELL」のティム・フェールバウムが監督・脚本を手がけ、報道の自由、事件当事者の人権、報道がもたらす結果の責任など現代社会にも通じる問題提起を盛り込みながら緊迫感たっぷりに描く。
1972年9月5日。ミュンヘンオリンピックの選手村で、パレスチナ武装組織「黒い九月」がイスラエル選手団を人質に立てこもる事件が発生した。そのテレビ中継を担ったのは、ニュース番組とは無縁であるスポーツ番組の放送クルーたちだった。エスカレートするテロリストの要求、錯綜する情報、機能しない
現地警察。全世界が固唾を飲んで事件の行方を見守るなか、テロリストが定めた交渉期限は刻一刻と近づき、中継チームは極限状況で選択を迫られる。映画コム

目の前で起きた大事件に対して上司、責任者が右往左往する。
9億人が見たテロの生中継!と言うが、犯人がそのTVを見てどう動いたか?については語られない…。
最後は人質のイスラエル人全員死亡。

星3
面白かった。



映画 リアルペイン

2025年02月16日 | 映画


「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たした俳優ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演を務め、第97回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞にノミネートされたロードムービー。
ニューヨークに住むユダヤ人のデヴィッドと、兄弟のように育った従兄弟ベンジー。現在は疎遠になっている2人は、亡くなった最愛の祖母の遺言によって数年ぶりに再会し、ポーランドのツアー旅行に参加することに。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは時に騒動を起こしながらも、同じツアーに参加した個性的な人たちとの交流や、家族のルーツであるポーランドの地を巡るなかで、40代を迎えた自身の生きづらさに向きあう力を見いだしていく。映画コム

従兄弟同士のベンジーとデヴィッド。
ポーランドにある死んだばあちゃんの家を訪ねる…。
この「ベンジー」なわがまま振りが酷い。
自分の価値観を周りにも押し付けまくる、ペラペラとよく喋る、同室のデヴィッドの事など気にも止めない。途中で退席したくなった程。
しかし、デヴィッドがベンジーの自殺未遂を話すことにより周りの人達も理解を示し優しくなる。

この映画のほとんどの時間はポーランドの過去、戦争、ナチスによる迫害に費やされる。

ベンジーを自殺にまで追い詰めた「リアル・ペイン」とは何だったのか…。

星2
自分とは。いったい。何者なのか。