生活とは
- 目に見える外的な事象、生活状態(生活環境、機能、能力など)
- 目に見えない習慣、内面にある価値観、一人ひとりの体験、地域性、時代性など
- この二つにより、その人らしさが構成される
生活支援とは:利用者の身体機能(ADL)のみの向上ではなく、生活の質(QOL)を高めること
「介護」と「生活」を切り離すのではなく、どのような支援によりその人らしい生活の再構築を図れるのかが重要な視点
自立:身体的な自立のみならず、独立心や自主性といった精神的な自立も含めた概念
利用者主体の生活支援
- 何ができるか?何をしたいか?という、利用者一人ひとりの思いや意欲、生活習慣などを尊重した個別ケア
- 要介護状態の軽減や重度化防止の視点から、今持っている能力を活用する
- 生活できる環境づくり:お客様扱いではなく、生活の場として環境を整え、利用者本人を生活の主体者とみなす
介護の専門性
- 利用者に提供されるサービスは、途切れることなく一貫して提供される必要があるため、チームケアが重要
- 介護は意図的に行うものであり、介護を行うまでのプロセスを科学的思考に基づいて説明しなければならない
- 介護は単なる作業ではなく、一人ひとりに個別的に対応する支援であり、介護の本質を理解してもらうために、分かりやすい言葉で表現し適切に説明・発信する必要がある
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