氣志團が主宰する野外音楽祭「氣志團万博」の最終公演が15日、千葉・袖ケ浦海浜公園で行われ、AKB48が初出演した。
金属バットや木刀、角材を持ったメンバー16人が、サングラス越しに“メンチ”を切りながら登場。AKBを「栄華美」、アイドルを「愛扉流」と読ませて刺しゅうした黒いセーラー服姿。ツッパリを意識した演出で、鉄パイプを持った高橋みなみ(23)が「AKB参上。盛り上がっていくぞ」とドスを利かせた声で呼び掛けた。
毎年、コスプレも話題になる「AKB48じゃんけん大会」を17日に控え、予行演習のように特攻服姿も披露。高橋が「氣志團兄さんのこの曲をどうしても歌いたい」と希望し、氣志團の「喧嘩上等」を歌った。さらに「一生一度の晴れ舞台。咲いて散るのが我が人生。今咲かさなくていつ咲かす。秋葉原の街で気合入れてる私らが天下のAKB。氣志團兄さんのライブ、盛り上げていくのでヨロシク」と威勢よくあいさつした。
≪3日間で6万人≫万博は3日間連続で行われ、計27組が参加。延べ約6万人を動員した。吉川晃司(49)がトリを務め、氣志團と同じ千葉県出身のふなっしーも出演。綾小路翔(年齢不詳)は「俺たちがこの先、国民的歌手になることはない。でも、こうやって凄い先輩、後輩を呼ぶことができるんだぜ」と胸を張った。