本当に卒業する気はあるのか!? 17日に行われた「第5回じゃんけん大会」で準優勝に終わったAKB48の小嶋陽菜(26)。決勝戦敗退後に「勝ったら、このまま卒業するんだろうなと思ってた」とまたまた卒業発表を先送りしたことを明かしたが、いったいいつになるのか? 煮え切らない態度にグループ内部から厳しい声も漏れてきたから、穏やかじゃない。
小嶋は6月に行われた選抜総選挙、8月の東京ドーム公演、ラジオ番組と卒業をニオわせながらも、最終的には「ここでは卒業発表しません」と“残留宣言”してきた。
準優勝に終わったじゃんけん大会でも「勝ったら、このまま卒業するんだろうなと思ってた」と明かした。AKB48の渡辺麻友(20)は「もし決勝で勝ってたら90%くらいの確率で卒業していたと思う。逆に負けてしまったので、もう少しいると思います」と見通しを語っている。
秋元康総合プロデューサー(56)は卒業発表のタイミングは本人に任せているが、小嶋の“準優勝”で卒業は年明けになる可能性が高くなった。
「小嶋自身が言ったように、じゃんけん大会で優勝してソロデビューが決まれば“卒業シングル”という位置づけで卒業を発表したでしょう。それが、準優勝になったことで秋元さんも『少なくとも、あと半年は卒業できなくなった』と言ってますし、年内はスケジュール的にも難しい」(AKB関係者)
じゃんけん大会の2~16位のメンバーは、優勝したNMB48の渡辺美優紀(21)のソロCDのカップリング曲を歌う。通常ならば2位の小嶋がその曲でセンターを務めることになるが、小嶋は38枚目シングル(11月26日発売)の選抜メンバーに入っているだけに、渡辺のソロシングルにも参加すると、スケジュールはいっぱいいっぱいだ。
さらに、本紙既報通り、卒業時期が決まらない要因は小嶋がソロ転身後の活動にまだ悩んでいることだ。最近、秋元氏が卒業後について尋ねたところ、いまだに決めかねていたという。
「本人はAKB時代と同じく“ゆる~く”活動したい気持ちが強い。正直、ファンもがむしゃらさを求めてないし、ゆるさが小嶋の良さでもある。ただ、ソロになれば他の卒業メンバーと同じく、グループ在籍時よりも一層努力しなければ生き残れない。小嶋は『私、頑張れるかな…』とビビっているみたい」(同)
卒業するのかしないのか、煮え切らない言動に対しては厳しい声も聞こえてきた。
「小嶋はこれまで『(AKB在籍は)あと数か月』『消化試合』などといろんなところで発言している。悪気はないんですが、スタッフからは『頑張っているほかのメンバーに失礼』『小嶋のためにいろいろ考えているのに…』という声も出ている。今後の48グループに危機感を持つメンバーもいい気はしない。言動には十分に気をつけてほしい」とは別の関係者だ。
秋元氏から「史上最高のエンターテイナー」と絶賛されている小嶋だけに、ソロ転向後のバックアップは約束されているようなもの。次のステージでのやりがいを早く見つけて、「こじはる」らしい卒業発表を期待したい。