AKB48グループの千葉県出身メンバーが登場する日本郵便の切手セットが3日に発売され、同社から千葉県への贈呈式に入山杏奈ら14人が出席した。この切手セットは、森田健作知事が「秋元(康)先生に電話して頼んだ」ことで実現したそうで、県内各地で撮影に臨んだメンバーは「千葉の魅力を知ってほしい」などとアピールした。
「千葉県出身AKB48グループメンバーとめぐる千葉の名所」と題する切手セットには、鴨川シーワールド(鴨川市)やマザー牧場(富津市)などを訪れたメンバーの写真が使用されている。この日、贈呈式に出席した森田知事は「AKBグループの協力を得るのは大変だろうと思ったけれど、親しい秋元先生に電話したら、『全面的に応援する』と快諾を得た」と経緯を明かした。
今回、「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市)で撮影を行った入山は「千葉に住んでいる子供たちが遠足で行くことが多い施設。自然が豊かで動物もいて、大人から子供まで楽しむことができる」とPR。「佐原の町並み」(香取市)を訪れた加藤玲奈は「昔ながらの町並みがきれいでした」と振り返り、岩佐美咲は「千葉に生まれてよかった」と話していた。
切手セットは、82円切手10枚とB5サイズの台紙付きで1900円。千葉県内の郵便局などで販売される。
<!-- AKB48入山杏奈、同郷メンバーと地元千葉をPR オリジナルフレーム切手贈呈式イベント -->
「AKB48」入山杏奈(18)、「NMB48」藤江れいな(20)らが3日、都内で行われた「フレーム切手『千葉県出身AKB48グループメンバーとめぐる千葉の名所』贈呈式」に登場した。
この日出席した入山ら千葉県出身の48グループメンバー14人が、マザー牧場や鴨川シーワールドなど千葉県の人気スポットを訪問。その様子を82円切手(10種類)にし、発売した。「48グループメンバーがご当地切手になるのは初」という。
5月の握手会襲撃事件で右手を負傷した入山は、黒のサポーターをはめて来場。切手の制作で「ふなばしアンデルセン公園」を訪れ「千葉県の人たちは遠足で行ったりする。自然豊かで動物がいたりして、小さい子供から大人まで楽しめます」とアピールする。
最もノリノリだったのは、千葉県の森田健作知事(64)。県とAKBのコラボの経緯を熱っぽい口調で明かした。
「千葉の郵便局とどう盛り上げようか考えていた。そこで千葉出身の48メンバーに応援をいただこうとなったけど、許可を得るのが大変。私が秋元康先生と親しくさせていただいているから『俺が頼むよ!』と電話した。そしたら秋元さんから『全面的に応援します』と快諾をいただいた」
トップ自らの直談判で企画が現実となり、ご機嫌そのもの。「青春立県千葉として羽ばたきたい!」と声を弾ませた。