10月19日、乃木坂46のアンダーライブセカンド・シーズンが千秋楽を迎えた。
今年6月に初めて開催されたアンダーライブの第2段として行われた今回の公演は、12日間、18公演+スペシャル公演、全19公演にわたって開催され、全公演ソールドアウトを記録する大盛況のイベントとなった。最終日のこの日は、ライブ本編終了後に、約1時間のスペシャル公演も実施。アンダーライブセカンド・シーズンを最後に、「卒業」が決定している、1期生伊藤寧々を、メンバーとファンが一体となり盛大に送り出した。
ライブのオープニングを告げる『Nogizaka Overture』が流れ、曲にあわせてメンバーが登場すると、観客の振るサイリウムの色で会場全体が美しく彩られた。最新のアンダー曲、『あの日 僕は咄嗟に嘘をついた』からライブはスタートすると一気に会場の熱気は最高潮となった。
ライブ中盤「涙がまだ悲しみだった頃」の曲が始まると伊藤寧々がセンターに達会場全体がオレンジとピンクのサイリュームに彩られメンバーも涙をながしながら感動の熱唱を行った。
アンコールでは、最新のシングル『何度目の青空か?』を披露。選抜メンバー顔負けの息の合ったパフォーマンスに会場は大いに盛り上がった。その後、『乃木坂の歌』でライブは締めくくられた。幕が下りた後も、場内は「乃木坂46コール」が鳴り止まなく、ダブルアンコールで再びメンバーが登場。今回アンダーライブのセンターを務めた井上小百合が「この2週間、ここに居る皆様のおかげで走りきる事ができた。これからも、乃木坂46をよろしくお願いします」と語った。
また、各公演で全1万人の中から抽選選ばれた方のみ入場できるスペシャル公演が行われた。特別企画 ファン代表 VS アンダーメンバー『乃木坂クイズ』が行われ、10人のファンが選ばれ白熱したクイズ対決が行われた。ファン代表が圧勝で勝利を得メンバーから来場者にサインボールがプレゼントされた。
スペシャル公演の一人MCコーナーでは、伊藤寧々が務めることになったと思いきやサプライズにて”ねねころを送る会”が行われた。伊藤寧々の母からの手紙や、メンバーからのメッセージボードが渡されると会場全体が感動に包まれた。
卒業となる伊藤寧々から「乃木坂46のスターティングメンバーとして3年間活動できたことは私の誇りです。ファンの皆さんにアイドルになるという夢を叶えてもらいました。メンバー、ファンの皆さんと会えたことすごくすごく幸せです。」語りアンダーライブセカンド・シーズンの幕を閉じた。
今回のアンダーライブを通して、また一回り成長した乃木坂46。今後は、実力を増すアンダーメンバーにも注目したい。