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AKB48の38thシングル「希望的リフレイン」(11月26日発売)のミュージックビデオが公開され、卒業生の前田敦子、大島優子、篠田麻里子、板野友美が出演していることが28日、わかった。AKBの歴史を築いてきた歴代センターが次々に登場。2本の黄金のマイクが入ったバッグをバトン代わりに手渡していき、“センター継承”を表現する。
AKB48は20thシングル「桜の木になろう」(2011年2月発売)から18作連続(通算19作)でミリオンセラーを継続中。本作のMVは、連続ミリオン記録を支えてきた歴代センターが集結した。
冒頭は2005年の結成から現在に至るまで、グループを牽引し続けている高橋みなみの全力疾走からスタート。黒いバッグの中身を狙う謎のアッカンベー(AKBー)顔の50人の男たちに追いかけられる高橋が、2012年8月の卒業まで“絶対的エース”として君臨した前田にバッグを託す。
その後、松井珠理奈(28th「UZA」他)、島崎遥香(29th「永遠プレッシャー」他)、渡辺麻友(30th「So long!」他)、指原莉乃(32nd「恋するフォーチュンクッキー」)、小嶋陽菜(33rd「ハート・エレキ」)と現役センター経験者が懸命にリレー。男たちに追い詰められると、卒業生の篠田麻里子(24th「上からマリコ」)、大島優子(27th「ギンガムチェック」他)、板野友美(31st「さよならクロール」)が登場し、手助けする。
OGと現役が力を合わせ、黄金のマイクが今作のWセンター・渡辺麻友、宮脇咲良(HKT兼AKB)に“継承”されると、選抜メンバー32人が約950人のエキストラを前に「希望的リフレイン」を披露。その後、再びバトンを渡すため、32人が全力で走りだす。
渡辺は「AKB48の歴史はファンの皆様の支えに加え、MVのように全力で走ったメンバー、そしてセンターの賜物だと思います。これからも全力で駆け抜けていきます」と宣言。初めて大役を任された宮脇は「センターが先輩方から引き継がれ、最後に私のところに来るという物語にはびっくりしました。何度も観ていると、深い意味が込められていることに気づくことができるので、たくさん観てほしいな」と呼びかける。
MVのクリエイティブ・ディレクターは、ソフトバンク『白戸家』、サントリーボス『宇宙人ジョーンズ』などの名CMを手がける佐々木宏氏が担当。「AKBには10年近い歴史がある。それを支えてきた高橋みなみさんから始まる。卒業生は現メンバーを支える最高の応援団。新センターに、それぞれの時代を担ってきた顔が希望のたすきをつないでいく映像は、AKBのことをよく知らない人にも楽しんでいただけるのでは」と期待した。
■クリエイティブディレクター 佐々木宏氏コメント
MV初体験でむちゃくちゃ楽しかったですね。AKBには10年近い歴史がある。それを支えてきた高橋みなみさんから始まる。センターの顔が、いまのAKBの原型だと思う。卒業生は現メンバーを見守る最高の応援団だと思う。新センターにそれぞれの時代を担ってきた顔が、希望のたすきをつないでいく映像は、AKBのことをよく知らない人にも楽しんでいただけるのではと期待しています。
「好きすぎて、好きすぎて、好きすぎて」のりフレインが、秋元マジックだなと。かなり熱烈な大恋愛ソングだと感じました。だから、皆さんにも、真剣に走ってもらいました。希望に向かっての必死の走り。走るAKB歴代センターを、謎のアッカンベー(AKBー)の顔の男たちが追う構図ですが、実は追いかけるのは、AKBのファンでもあり、AKB自身でもある、という気持ちを込めています。「逃げるな。追いかけろ。」というキャッチは、そんな気持ちからです。歌詞の中の、「好きすぎて、WOW WOW WOW」は「追う。追う。追う。」とも聴こえるので、ちょっとそこも意識しました。
ファンの皆さんにも手抜きしないでAKBにプレッシャーを与え続けてほしいし、追いかけ続けてほしい。AKBの現メンバーには、ぬるま湯に浸かっていると思われないように、ずっと、走り続け、卒業生からのエールにも応え続けてほしいというメッセージのつもりです。
■田中秀幸監督コメント
今回の楽曲「希望的リフレイン」。最後のサビの部分を歌う渡辺麻友と宮脇咲良の2ショット。そのシーンを忘れられないくらい印象的に見せることが目標でした。
すべてはそのためのストーリーです。そしてそれはAKB48のストーリーでもあります。
おかげさまで今ではAKB48の大ファンです。
<!-- 【MV】希望的リフレイン -LIVE ver.- Short ver. / AKB48[公式] -->