<!-- 乃木坂46 Nogiroom ep4 -->
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劇場盤
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2014年10月30日 長野県 ホクト文化ホール
【出演メンバー】
相笠萌、阿部マリア、岩佐美咲、内田眞由美、北原里英、小嶋真子、小林香菜、後藤萌咲、島田晴香、下口ひなな、鈴木紫帆里、鈴木まりや、田野優花、永尾まりや、宮崎美穂、湯本亜美、横山由依、山本彩
影アナ:永尾まりや
M01 前しか向かねえ(※歌い出し:山本彩)
M02 RESET
M03 大声ダイヤモンド(※歌い出し:山本彩)トロッコ:小嶋真子、山本彩
M04 フライングゲット(小嶋真子センター)
―― MC ――
TBSで11月22日深夜2時53分から40分番組を田野優花さん密着のドキュメンタリー番組を放送することを発表。竹中Pら登場しカメラで密着。
https://plus.google.com/106112762361092739156/posts/cWb1CKaAwDQ
(竹中さんの投稿を参照ください)
自己紹介立ち位置1列目左から(発言は右からです)
北原里英、鈴木まりや、横山由依、湯本亜美、小嶋真子
鈴木紫帆里、島田晴香、阿部マリア、宮崎美穂、後藤萌咲
永尾まりや、山本彩、相笠萌、田野優花
下口ひなな、小林香菜、岩佐美咲、内田眞由美
M05 黒い天使(小嶋真子、湯本亜美、鈴木まりや)
M06 初めてのジェリービーンズ(北原里英、宮崎美穂、後藤萌咲)
M07 Beginner+カモネギックス+UZA ミックスVer.(田野優花、阿部マリア、島田晴香、鈴木紫帆里、相笠萌、湯本亜美、山本彩)
M08 純愛のクレッシェンド(横山由依、阿部マリア、永尾まりや)
M09 背中から抱きしめて(小嶋真子、島田晴香、小林香菜、下口ひなな)
M10 MARIA(田野優花、岩佐美咲、内田眞由美)
M11 桜の花びらたち(岩佐美咲、内田眞由美、後藤萌咲、下口ひなな、横山由依、宮崎美穂、山本彩)
M12 アボガドじゃね~し…(北原里英、永尾まりや)
M13 唇触れず…(山本彩、相笠萌、鈴木紫帆里)
―― MC ――(島田晴香、横山由依、宮崎美穂、岩佐美咲、山本彩)
M14 寸劇コーナー(鹿=北原里英、永尾まりや、鈴木まりや、小林香菜、アイドル=小嶋真子)※キュンキュンさせるJRのSKIのCM風セリフを言う。罰ゲーム:鈴木まりや(イナゴの佃煮を食べる)
M15 RIVER(寸劇メンバーはイントロ、そのあと寸劇以外の13人)
M16 How come?
M17 1994年の雷鳴(山本彩、横山由依、北原里英、小嶋真子、田野優花)
M18 夕陽を見ているか?(※セリフ:小嶋真子)
M19 イビサガール(山本彩、横山由依、小嶋真子、永尾まりや、相笠萌、島田晴香、鈴木紫帆里、宮崎美穂、内田眞由美、下口ひなな)
M20 オキドキ(岩佐美咲、北原里英、田野優花、阿部マリア、湯本亜美、後藤萌咲、小林香菜、鈴木まりや)
M21 メロンジュース(煽り:湯本亜美)
M22 Everyday、カチューシャ(トロッコ:北原里英、横山由依)
M23 ヘビーローテーション(センター:田野優花)
M24 草原の奇跡
―― アンコール ――
E1 転がる石になれ
―― MC ――
E2 長野48(AKB48 長野Ver.)
E3 恋するフォーチュンクッキー
―― ダブルアンコール ――
E4 ヘビーローテーション
影アナ:田野優花
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<!-- PEACH JOHN 冬号Making -->
勉強は裏切らない。テストの点数がよければ自分のおかげで、悪ければ自分の責任。やればやるほど力になる。努力が報われるので、やりがいがあります。学んで得た知識が頭の中にたまることがうれしいですし、大人になれば子供に教えることができます。だから勉強は好きです。
小学校の中学年の頃、成績がよかった時に先生からすごくほめられて、頑張ろうという気持ちになりました。まわりの人たちから認めてもらいたいという気持ちが強かったんです。
自分から希望して受験塾に通いました。友達と遊べる時間がすごく減って、悩みつつも志望校を目指し、合格しました。
中学時代は学年で1番を目指しました。目立ちたがり屋な性格なので、1番をとったら目立てる、という思いがありました。数学で苦戦しましたが、自分の弱いところを調べて、先生に質問をして、さらに自分で勉強しました。いつもではありませんが、学年1位の目標は達成でき、母に自慢しました。
理数系は苦手でしたが、文系の科目は得意でした。国語では筆者や登場人物の感情の揺れ動きを読み取り、自分の感情と比べて勉強しました。日ごろから人を観察するようにもなりました。印象に残っているのは夏目漱石の「こころ」です。中3で読んだ時は内容を理解しきれなくて、高校でもう一度読み直して、こんな感情の動きがあったのかと発見しました。同じ本でも年齢によって感じ方は違うとわかりました。
高校では、生徒会長を務めました。候補者は私1人だけでしたが、演説して投票の結果、当選しました。立候補したのは、目立ちたがり屋なのもありますが、人の役に立つ仕事を引き受けて、期待以上の結果を見せたいと思ったから。まわりの人から喜ばれたり、ほめられたりするとうれしいです。
その頃は、大学で英語を学んで、将来はキャビンアテンダントになることを目指していました。幼稚園児の頃、家族で沖縄旅行をした時、飛行機の揺れが怖くて泣いていると、キャビンアテンダントのお姉さんが、おもちゃであやしてくれて、あこがれるようになりました。
アイドルになるつもりはまったくありませんでしたが、転機となる出来事がありました。高2の時、体育祭の仮装ダンスでAKB48の「ヘビーローテーション」をしました。私は高橋みなみさんをまねて、きらきらの制服で頭にリボンをして最前列で踊りました。
見ていた父が「すごくアイドルっぽかったよ」。母は「意外とアイドルに向いているね」と驚いていました。ほめられたことで、もしかしたら、私はアイドルができるのかも、と感じました。
ある日、AKB48の公式ライバル「乃木坂46」のメンバー募集というニュースを見かけました。特に気にとめたつもりはなかったのですが、その後、急に応募したくなって、携帯で写真と履歴書を送りました。
数週間後、すっかり忘れていると、1次審査合格の封筒が届きました。続く審査には歌とダンスがあります。私は勉強は好きですが、運動は苦手です。運動神経が良くないと気づいたのは小4の時。陸上部の体験入部で走ってみると、「ちょっとダメかな」と言われ、水泳部ではプールでおぼれました。吹奏楽部は肺活量がまったく足りなかった。結果として、好きだった料理の部活に入りました。
歌もダンスも上手にできませんでしたが、「私は絶対に合格できる」と自信だけを武器に審査を通過していきました。受けると決めたからには最後まで行きたいと思って。最終審査で歌ったのは一青(ひとと)窈(よう)さんの「ハナミズキ」。序盤の10秒くらいで、「もう大丈夫」と止められてショックでしたが、合格できました。
乃木坂46合格後まもなく学業で一時休業。復帰したのは4枚目のシングル「制服のマネキン」の時でした。仲のいいメンバーも特にいなくてひとりぼっち。メンバーとは想像以上に大きな差ができていました。選抜に入るチャンスをいただいたものの、撮影にはまったく慣れていなくて、緊張していました。「ここにいるのは私じゃないほうがいい」と落ち込んでいると、スタッフさんが「ピンチはチャンスと思って」と言われました。ピンチの時こそ踏ん張り時。ピンチの状況を突き詰めて、逆にそこで強くなればチャンスに変わる。とても勉強になりました。
まわりのメンバーを観察し、自分のダメなところを見つけて学びました。ファンの方への接し方では、私なら好きなアイドルからどんな風にされたらうれしいか、考えました。
私がファンならブログで質問に答えてもらえたらうれしいし、握手会でも笑顔でギュッと力強く握ってもらえたらうれしいだろうな、と実践しました。復帰して半年ほどで、私を知って下さるファンの方も増えました。
勉強はした分だけ結果は出ますが、アイドルは努力したことが必ず結果につながるわけではありません。報われない努力が存在しますが、努力をしなければ報われないし、何も残りません。報われないことを前提として、がんばらないとのし上がれないと気づきました。
私の理想のアイドル像は、いくちゃん(生田絵梨花)のような、おしとやかでかわいくて、歌もダンスも上手で、たまにおっちょこちょいなタイプ。完璧なアイドルに憧れていましたが、私の場合、気づくと、いじられキャラになっていました。バラエティー番組では、いろいろなことに挑戦させられて、メンバーやファンの方からもいじられています。たとえば、風邪で変な声をしていると、メンバーから「おかまの人が来た」と言われます。だけど、私はかまってもらえるのが好きなので、毎日、楽しくすごしています。
まわりの人がつくってくれたキャラクターが広がり、好きといって下さるファンの方もいるので、いただいたものは拒まず受け入れています。アイドルになる前は、自分は色々とできるほうだと思っていましたが、今は色々とできないほうだと気がつきました。
足りない部分を高めていく過程を見てもらえるのもアイドルの姿だと思います。ピンチはチャンス。あの子の笑顔を見ていると楽しくなる。そんな風にファンの方を楽しくさせるパフォーマンスがしたいです。私が転んでも、ファンの方が笑顔になってくれるならうれしいです。
◇
次回はAKB的人生論。HKT48兼SKE48の田中菜津美さんです。