日田 三隈川さんぽ (大分県)

大分県日田市を流れる三隈川、特に中ノ島周辺の風物詩。四季折々の花や鳥や風景をmorisongの写真でご紹介します。

中ノ島の藤が咲きました^^。

2011年04月25日 | 三隈川周辺

藤棚からとても良い香りが漂ってきました。藤の香り、何にたとえればいいのでしょうね~、ちょっと思いつきませんが、
品のある、甘酸っぱい香りなんですよね。
morisongは気持ちが爽やかになる今の季節が一番好きです。久しぶりに散歩したので4~5枚upします。



↓亀山公園の新緑がさわやか!(拡大して見てネ)





↓中ノ島の西側、中ノ島園の近くの森、ここは昔は何もなかった(石ころと砂)のですが、3~40年かけて、実生で育った森になりました。釣りを楽しむいい時候だな~^^。





↓ここは護岸寺淵です。光が綺麗でした。



↓こちらは我が家から見た護岸寺方面。いまの三隈川は、冬と春、そして初夏の光が競演しています。


これはいいかも^^。

2011年04月14日 | 三隈川周辺
  
三隈川堰堤に設置された不審な機械、、一体これは何??
実は国交省が昨年11月、再生可能エネルギーで環境負荷が小さい「小水力発電」普及促進を図る一環として設置した発電所だそうです。
3年程度の実証実験をするそうで、河川区域内での実証実験は九州では初めてとのこと。発電した電気は近くの同事務所日田出張所で使うらしいです。
三隈川から毎秒0.7トンを吸い上げ、タービンを回す仕組みで、最大出力は僅か10キロワット。でもこういうのを全国無数に設置して行けば(当然景観に気を配りながら)、原子力発電なんていらなくなるのでは、、。自然の力を利用して、、これはいいアイデアですよね。



今、子々孫々にわたって影響を受ける可能性があるといわれる福島原発の事がとても心配です。
彼らは今から故郷を捨てて、いったいどこに住めばいいのでしょう。帰るにしても一体何年、いや何十年先の事なのでしょう。
それから福島原発と共に心配なのは、福井県敦賀市にある高速増殖炉原型炉「もんじゅ」、これにもしもの事があれば、福島原発のレベルを遥かに超える大惨事が発生すると言われています。
以前から問題の多い「もんじゅ」ですが、9年前には熱交換器出口配管からナトリウムが漏洩する事故が発生し大問題に。
さらに事故現場を撮ったビデオを改ざんしたことなどが発覚して批判を受けたり、
また一昨年8月には考えられないような重大な事故がありました。燃料棒交換装置、重さ3.3トン(全長12m、直径55cm)を、
なんと、決して傷つけてはならない原子炉容器内に落としてしまったのです。絶対あってはならい事が次々に!
その後引き上げ作業が24回も行われましたが全て失敗、結果回収が不能であることが判明しました。
現在制御棒でどうにか冷やし続けている状態との事ですが、補修もしくは交換しない限り原子炉は使用不能とのこと。
今月14日、復旧作業にあたっていた燃料環境課の課長が自殺したと某新聞にありましたが、この方も原子力の犠牲者です。
さらに燃料は高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすく、その量は長崎原爆の100倍以上とも言われています。
またもうひとつ気がかりな事、それは、もんじゅ建設後にこの場所が「地震プレートの真上」にあることがわかったのです。
高速増殖炉の構造上、配管は非常に複雑で構造的に地震ではゆらゆら揺れるらしいのです。
内部を見るカメラも故障し、その修理さえ不能。一体このプランを計画し実行した人達は人間の命をどう考えているのでしょう! 

失礼、久しぶりに興奮してきました。福島原発の事故後の東電や国の対応を見ていると怒りが収まらない!
震災は自然災害ですが、福島原発事故はある意味において人災である事を決して忘れてはなりません。
これは東電だけでなく日本全ての電力会社に飛び火するし、やがて私たち国民は高い税金を払わされるのです。

話しを元に戻しますが、もんじゅの冷却系は液化ナトリウム、こいつは水や空気に触れると大爆発を起こすから、現在福島でやっているほぼ全ての冷却方法が、ここでは全く通じないのです。
「もんじゅ」に関しては今までに2兆4000億円以上の莫大な費用がつぎ込まれたにもかかわらず、1991年から性能試験を開始してもう20年以上になるというのに、今までに発電した電力量は「ゼロ」。
そして発電出来もしないのに、年間維持費だけで500億円(これからもずっと)かかるといいます。
また落下した装置を引き抜くための追加工事や試験などの復旧作業に、新たに約9億4千万円の追加費用がかかることが今月4日にわかったとのこと。
こんな莫大な金、なんだか他人事の様ですが、結局ツケは私たちに必ず回ってくるのです。
電気も起こせず、問題が起きても、廃炉にもできず、よくもまあ、30年以上前ですが、「独立行政法人日本原子力研究開発機構」と所在地である福井県および敦賀市は「安全協定」なんか結べたものですよね。
独立行政法人、、これが最近話題の国家公務員キャリア組みの、再就職先。税金ばら撒き独立行政法人、、。なんとなく見えてきますが、
このあたりから私たちは考え直さないと。なにしろ国民の命に関わる問題ですから。
とにかく地震プレートの真上というのは気がかりです。燃料の質や量(プルトニウムの量は1.4t)から換算すると、チェリノブイリや広島、長崎では収まらない程の大惨事になるかもしれないとひそかに騒がれていますが、、怖いです。

私たちは普段電気を気にする事なく使い、当然一方的ではありますが原子力の恩恵も受けています。
しかし今こそ真剣に考えなくてはいけない時期に来ているのです。
太陽熱、風力など自然の力を、今まで以上にもっと知恵を出し合って、想像力を働かせねば。節約せねば!!原発推進を考え直さねば!!
ちなみに我が家では太陽熱温水器を30数年前から屋根に設置していますが、今は2世代目。
今日みたいにお天気がよければ水温は50度以上になるので我が家では一番の省エネになっています。屋根に上げる水に関しては町内共同の地下水だから殆どタダ同然!
今盛んに宣伝している太陽光発電は国や県の補助はあるもののまだ高い、そして一日も早く、安価な蓄電システムの開発を!!

※今日は三隈川に関してより、、何か溜まっていた別のものを全て言ってしまった感じ、、スイマセン^^。

春の移ろい

2011年04月10日 | 三隈川周辺
今日は、3/20、4/2、そして本日4/10の三隈川の春をご紹介します。
今までアップしていなかったのでまとめて^^。
このカッパ君は4/2分です。


4/10(今日の中ノ島)
もう桜が散り始めした。



4/2(土曜日)



↑亀山公園西側(日ノ隈小学校近く)
このあたりはいつも春がいっぱいです^^。

3/20(日)



↑やなぎの新芽がとってもきれいでした。

以上まとめてUPです。写真は撮っているけれど、最近心のゆとりがありませんでした^^。

昨日はいいお天気でした。

2011年04月06日 | 三隈川周辺
皆さん、ご無沙汰しています。


三隈川のUPがずっと進みませんが、今度の震災、流れるニュースを見ていると毎日のように心が痛みます。
遠くにいる私(九州)としては、僅かな物資を送ったり募金したりくらいの手だて しかありませんでしたが、
今回、日本だけでなく世界中の人々の一生懸命応援する姿を見て、被災者の皆さんは勇気をもらい、
私自身も感激の涙で一杯です。
そして皆さんの頑張る姿を見て、一日も早い復興を心から願っています。


※この三隈川の写真(以前紹介したもの)に関してですが、昨年の10月頃に、海外の某デザイン会社より連絡が入り
 この作品を含めて、森の写真等をあるサイトに使わせて欲しいと。

 そのサイトは世界初の照明用有機ELパネル専業会社として立ち上げられた[LUMIOTEC(ルミオテック)]という企業で、
 現在社地球に優しい照明を製造している世界有数の企業です。 
 morisongの撮影した森や水の写真が背景として7、8作品が紹介されていますので興味のある方は是非どうぞ。
 、、今からは全ての物が地球に優しくあって欲しいですよね。