日田 三隈川さんぽ (大分県)

大分県日田市を流れる三隈川、特に中ノ島周辺の風物詩。四季折々の花や鳥や風景をmorisongの写真でご紹介します。

久し振りの雨

2014年07月28日 | 三隈川周辺






日田はしばらく雨から遠ざかってました。しかし昨日の朝9時過ぎからわずか一時間足らずでしたが、激しく雨が降り台地が少し潤いました。





↓その後は強い日差しが戻って、三隈川では至る所で水遊び。いいですね。
morisongも若かったら三隈川に飛び込みたいのですが、、。







↓三隈川の5時過ぎの光景です。
















↓散歩途中に旅館街で祇園山に出会いました。でも丁度夜開催される「晩山」競演の為の準備中でどこも動いていませんでした。
クライマックスを迎えるわけですが、ん~~、熱気ムンムンの中に再び重いカメラ持って夜行くのは、、やっぱ、や~めた^^;。




















↓こちらはわが家の池ではなく、市立博物館の企画展で、筑後川の淡水魚が全員集合!
魚たちを観て来ました。博物館に出向いたのは、ん十年ぶりかもしれません。
今回は、たまたま淡水魚に興味があるので足を運びました。



わぁあ~、元気に!色々な魚が泳いでいます。
暗くした館内で素早く泳ぐ魚を写すのは至難の業、ピントがかろうじて合った何枚かだけを紹介します。



↑わが家のカマツカより随分デカイな~!




↑ナマズ君はユーモラス!身体にある模様が服に仮縫いしたステッチみたい^^。

その他ギギ、エビ、タナゴ、その他色々! 
それからお目当てのヒナモロコ(絶滅危惧種だった)など可愛らしい魚がいっぱいでした。
日田の皆さん、これは見る価値があります。というか三隈川に何が棲んでいるかくらい地元民は知っておきましょう。

※筑後川の淡水魚展は、日田市立博物館(同市三本松)で8月24日まで開催しています。入館無料。
 筑後川流域に棲む貴重な魚のパンフももらえます^^。
 興味ある方は是非どうぞ。
 
 日田市立博物館/自慢ではないけど、数十年前から建物が老朽化しており、向かいにパトリア日田が出来てからは
 特に骨董的建物に見えてきました。
 現在移転計画も進んでいる?みたいですが、このままでは、子供達が可愛そう。地元の歴史を学ぶのもまずは地元の博物館からですよね。


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博物館で遊んだついでに、パトリア日田で開催中の日田市所蔵美術品「宇治山哲平展」を鑑賞してきました。
哲平作品に触れるのも久し振りです。素晴らしいの一言です!
以前から知っていますが、あ~あ、この2作品だけは、イーサン・ハント(トム・クルーズ)にお願いして、自宅に届けて欲しいと思いました^^;。
日田は素晴らしい日本画家たちを育んできましたが、
morisongは、洋画家である宇治山作品無くして日田の芸術は語れないと思うほど凄い画家だと思っています。
抽象であるが故に、中々万人に受け入れられないのが残念でなりません。
全てのこだわりを捨て自由な気持ちで見れば、哲平作品の素晴らしさが分かるはずです。

特にmorisongが目を付けていた作品は、殆どが大分県の収蔵作品となっていますが、市では管理できないので仕方のない事です。
日田市所蔵美術品だけでなく、県収蔵作品も見たくなってきました。

作品の前に立てば美しくリズミカルな音が聞こえてきます。癒されたい方はこちらへ ~8月3日(日)までです↓
パトリア日田 平成26年度日田市所蔵美術品公開展「宇治山哲平展」



日曜日はふたつ良いものを見ましたが、どちらも無料!何だか得した気分です^^。


三隈川の水がきれい!

2014年07月25日 | 三隈川周辺
三隈川の水がきれい!







先週土曜日の散歩で撮った写真です。川も空も梅雨が明けてとてもきれいです。
梅雨明け後の3、4日間は雨で水が浄化されこのようにとても美しいんですよね。




それにしても湿気ムンムンの日が毎日続いています。最近日田の気温は33~35度。
それでも最近は全国的に高温が続いているので、日田の気温はあまり目立たなくなりました^^。



わが家の池に流れ込む清水も雨で量が増え、一時は三隈川のようにせせらぎが聞こえる程でした。
このまま水量が多ければよいのですが、あ~あ、段々以前の姿に戻りつつあります^^。
でも決して枯れることはありません。








三隈川で季節の風を楽しんでいた「バニラ」に捧げる。

2014年07月17日 | 三隈川周辺





今朝の三隈川です。湿度が高く朝日がぎらぎらしています。
一昨日の朝方、裏山から「カナカナカナ、、」と、ヒグラシの鳴き声が聞こえてきました。
そろそろ梅雨も明けるのではないでしょうか。




今日は中ノ島河川敷で出会ったラブラドール犬のお話しです。

morisongが三隈川さんぽを開始したのが1994年、最近はちょっとサボり気味ですが、今年で21年目になります。
同じ風景の中を歩いているわけですが、たまに見たこともないような美しい夕暮れ、虹、河原で見つけた小さな花、珍しい野鳥、そして犬や猫等色々な出会いや新鮮な発見がありました。その感動や発見をその都度写真に残してきました。



その中でも忘れることの出来ないのが、ここに紹介するラブラドール犬の「バニラ」君です。

最初の出会いは2010年だったと思います。
出会いといっても、すぐ目の前にいたわけではなく、
わが家の対岸である中ノ島河川敷で、距離にして百数十メートル先に佇む彼の姿を見つけたのが始まりです。
お座りをして、川の方をじっと眺め、そして耳を澄ましているのです。
普通の犬だっら広い河川敷を走り回るはずなのに、じっと座っているのです。
その姿を、それから何度も見かけるようになり不思議に思っていました。
まるで人間のように、川のせせらぎ、風、そして小鳥のさえずりさえも楽しんでいるかのようでした。
遠方なのに、たまにこちらを振り向いた時などは何故かハッとしたこともあります。



そして翌年の2011年8月、散歩中に彼に偶然会うチャンスがやってきました。
台霧大橋下に彼がいたのです。morisongは大急ぎで川原の土手を一気に下りました。
飼い主さんに一言ご挨拶して、事情を聞くと、名前はバニラと言って、最初は走り回る元気な犬だったそうです。
それがいつ頃からかは忘れましたが、後ろ足の筋肉が衰える病気になったとの事でした。

私がバニラの方へ歩み寄ろうとすると、初対面なのにしっぽを振りながら必死で私の元へ近づいてきました。
その時のキラキラと輝いていた目はとても印象的で、スキンシップをしながら、理屈ではない言葉にならないほどの「何か」を感じとることが出来ました。
ハンディがあるのに懸命に生きる姿に私はとても勇気づけられた気がします。
その時持っていたカメラは自然にバニラへと向けられていました。

その後も散歩中に何度かバニラと再会、そして会話を交わしました。

そのバニラ、最近は見かけないなと思っていましたが、こちらへの書き込みで、7月11日に息を引き取ったとのこと。
もう会えないかと思うと、とても寂しいです。

でもご家族の愛情にいっぱい支えられてきたバニラだから、きっと悔いはないはずです。
わが家の居間には、今もこの時に撮った写真がずっと飾ってあります。



いままであがとうバニラ!
安らかに眠ってください。

昨夜の雨

2014年07月07日 | 三隈川周辺



昨日午後から断続的ではありますが激しい雨が降りました。
夜半、雷雨の中で中ノ島の水門開門のサイレンが鳴り響きました。その後遠くでもサイレンが鳴ったので、下筌、松原、大山ダムのいずれか、もしくは全部放水を開始したのかもしれません。
中ノ島にある河川事務所の降り始めからの雨量データを調べると120mmを越えていました。




↑三隈川はご覧のように水量にあまり大きな変化はありません。これは中ノ島のゲートを全て開けている為です。今は小康状態ですが、またこれから強い雨が降り続くと怖いですね。



川の水は土色です。









↑わが家の直ぐ下で先日紹介したカモ一家がちょっと一服していました(昨日の午後)。





↑こちらはツバメの子、毎年見かける風景です。立派な大人サイズですが、親が運んでくる餌をひたすら待ち続けます。あと1週間もすれば親より大きくなりますが、その後もしばらくの間は餌をもらっているので、甘えるな!といいたい。
でもこの子達はここからが人間とちがい早く独立するんですよね。特別な教育機関があるわけでもないのに。私達人間はもう一度この野生から根本的な事を学び直す必要があるかも^^。



※台風8号が気になりますが、何事もないことを祈っています。