日田 三隈川さんぽ (大分県)

大分県日田市を流れる三隈川、特に中ノ島周辺の風物詩。四季折々の花や鳥や風景をmorisongの写真でご紹介します。

三隈川で遊ぶ

2014年01月29日 | 三隈川周辺


三隈川の様子です。月曜日の朝6時50分撮影、濃い霧であたりはまだ暗いです。




日曜日は三隈川で遊びました。
川の中の石をゴロゴロと動かし、瀬をつくったり、出来るだけ深くしたり、
なんだかまだ池づくりの延長線上にいます。
この日は午後から風が強く、葦がザワザワザワ~っとざわめいていました。
ちょっと寒い、でもとても心地良いいです。

その葦の根本を片足でバチャバチャたぐっていると、右手に持った丸網に大きな「オヤニラミ」が。
子供の頃はハヤ釣りをしていると、たまにコイツが釣れましたが、たいてい5~6cmくらいだった気がします。
でもこのオヤニラミは10cmオーバーの大物です^^。
早速、池につくった「ドンコの部屋」に放ちました。どちらも貪欲で肉食系ですからいったいどうなる事やら^^;。
お正月には体長4cmほどの小さなオヤニラミをGETしてこの部屋に入れたのですが、つい最近まで行方不明でした。
それがこの日、排水部分のパイプを外して掃除をしようとしたら、なんとそこにちゃんといました。
すばしっこい奴ですぐ砂の中に潜りました。でも元気で良かった!

この池には三隈川のいろいろな養分を注入したので、
「ミニ三隈川」が完成しつつありますが、あとはもう、歳月を重ねるだけですね。







三隈川が綺麗になった!

2014年01月20日 | 三隈川周辺








これで堰堤の右上半分は深さが2m以上になりました。
台霧橋からの眺めが今までと違います。広々として気持ちいい。





河川に堆積した土砂が取り除かれ、今は魚の餌である川の虫なども少なくなったでしょうが、
またすぐ苔等が繁茂し元の魚たちのいい遊び場になるでしょうね。









ショベル等の重機類も三隈川から消え、元の静かな風景が戻ってきました。







こちらは台霧大橋からみた下流域で浚渫をおこなっていないところです。
適度に流量のある場所は、それこそ川の石には程よいこけの付着があり見た目も自然です。
この写真上の左奥には小さな小川(昔は広い川だった)があります。






下流川から見ればこの写真でいつもご覧頂いている定点観測地点です。
一昨年の増水で半世紀前の美しい川が戻ってきました。


しかし、わずか一年足らずの間に、川の石には苔というよりヘドロ状のものが付着しています。これはアユも食わないでしょう。
汚染の原因は、生活排水・工場排水・山林の荒廃などによる土砂の流出・酸性雨・窒素・燐など色々な事が考えられますが
水量が少ないので淀み易いのだと思います。それにしてもひどい、もうヌルヌルです!





↑は数日前撮った写真ですがこの小川のいちばん上流部分です。
この辺りをテリトリーとするヤマセミも写っています。先日紹介したあのヤマセミと同一人物、いや同一鳥^^。

最近は池作りが一段落したので、休日になると長靴を履いてこの小川を行ったり来たりして遊んでいます。
今回はこの上流部まで足をのばしました。川の中を歩いてここまで来たのは、ん十年ぶりの事。

支流となる一番上の部分には横に石が並べられていますがこれは数十年前からあるものです。
記憶をさかのぼればこのあたり一帯は、私たちが子供の頃に泳いでいた場所でした。
小学生はここから下、中学生以上は瀬のある上流で泳いでいました。
当時は水量も多かったし、大人が安全の為に並べたような記憶もありますし、魚を捕る為に作られたのかもしれませんが定かではありません。
しかし今は三隈川の水量はずいぶん減っており、この並べられた石が流れをせき止めています。
はやく気づけば良かった!
せっかく美しい川が甦ったのだから、なんとか淀まないようにしなければと思いました。

そこでmorisongは、ツルハシと六角鉄棒を担いでミニ浚渫工事(遊び)^^;。
4時間程かけエッコラ、ヨッコラと、人力はつらいな~!
結局大きな石は動かずじまいだったけど、中くらいの石等は移動させました。
水面から頭をだす石は泡と水流を作り出す為、水中の生き物にとっては必要不可欠なものです。
石を動かす途中、石や砂の中で眠っていたカマツカやその他の生き物を起こしてしまいました。
勢いを取り戻した水底を、小さな身体でチョロチョロと上流に向かって進んでいます。
それを見て子供の頃の感覚が甦ってきました。
水が少しだけ勢いを取り戻したような、、そんな感じがします(気のせい?)。
また何度か通って水の流れを作り、少しでも綺麗になるようにしたいと思います。

川ガラスが10mほど前方の石に陣取って「ジッ、ジッ」と鳴き、それからここは俺の場所だっ!と言わんばかりにすぐ目の前を飛んで行きました。
川の水は冷たかったけど、とてもいい気分でした^^。



池の報告/川の中でバケツ一杯分ほどの小石や砂、それに河川の石垣に繁茂する苔も持ち込みました。
今は可愛く泳いでいるオイカワの稚魚たち、大きくなったらどうしよう?!
サイズが4~5cmになったらメダカやエビが食われてしまう前に、三隈川に放してあげようと思います。









中ノ島の鬼火焚き

2014年01月16日 | 三隈川周辺
中ノ島の鬼火焚き



鬼火焚きは朝6時から始まったようですが、ちょっと遅れました。



でも祝詞を上げる時間には間に合いました^^;。
そしてmorisongは年男、しかも今年は大厄なのでしっかり厄除け祈願をしながら初めて松明を持ちました!
午年の数十人の老若男女が松明をもって一斉に着火です。

大厄なんて気にしてないし【人間万事塞翁が馬】と言いますが、でもこれは天と地を結ぶお祭りですからね。
「ワ~イ厄払いだ~~っ」と楽しみます!





炎はあっという間に一番上まで燃え上がりました。









その後はお汁粉や豚汁をありがたく頂きながらみんなでワイワイ、ガヤガヤです。







10年ほど前は、参加者が数十人しかいませんでしたが、今では数百人の方がこの鬼火焚きを楽しみにしているようですね。
主催者の皆さんの地道な努力が実ったようです。大変おつかれさまでした。




この日は確か-3°くらいだったと思います。



白サギ達もご出勤みたいです。
鬼火焚きの帰り道、ちょうど台霧大橋の上で出会いました!










それから我が家の出来立ての池では、今、いろいろな生き物が生活を始めました。

オイカワ(ハヤ)やウグイ(イダ)の稚魚100匹以上、ムギツク、ニナ(コヒナ)、水生昆虫のミズカマキリ、カゲロウの幼虫(ガザメ)、カメムシ系のmorisongも知らない名前の生き物等盛りだくさん。
彼らは、我が家のすぐ下の三隈川で石ころと一緒に採取したものです。
※()内は日田での名前です。
それから1cm~3mmくらいの真シジミを、我が家の畑の横を流れる水路で100個近く獲りました。
今まで気づきもしなかった真シジミがこんなに沢山いるなんて!



メダカは近所にはいなかったのでAmazonからGET。ヒメダカ、シロメダカ、そしてヤマトヌマエビ、最近見なくなったシマドジョウなどです。

里帰りさせたドンコやハヤの大きいのは、手前の、元からある池の部分に移しました。
でないと稚魚やメダカを全部食ってしまうかもしれません。

水槽の中ではないので横から見る事は出来ませんが、それでも池の中を今群れをなして元気に泳いでいる姿は
見ていて全~然!飽きません^^。

ニナ(コヒナ)は数日前に入れたのですが、こいつが働き者で、石についた汚れを綺麗にしてくれています。
今は実験段階で手探り状態ですが、一年ほどすれば小さな小さな宇宙が誕生するかもしれません。






2014 三隈川さんぽ

2014年01月04日 | 三隈川周辺
2014 三隈川さんぽ


元日、いつものように日ノ隈神社へお詣りしました。










今朝、1月4日は久しぶりに底霧が発生していました。
霧の濃いの中、ケッ、ケッとヤマセミの鳴き声が!
いつもは少し離れたところから聞こえていましたが、今回は本当にすぐ近くにいると勘で分かります。
早速2階へ駆け上がり窓の外を見ると、センダンの木にヤマセミがいました。
そこから川面へ向かってホバリング、そしてダイビング!
我が家から初めてのカメラ撮影です。
















今日はこの三隈川に感謝です。