【日本の明日(38)】
大相撲は千秋楽を待たず日馬富士の優勝が決まりました。
日馬富士は昨日の会見で全勝優勝を力強く宣言しました。
美しく強い力士が横綱になるのが大相撲の世界に違いない。
その分りやすさ、だから私は大相撲が大すきなのですが・・・
強くて、しかし強い者はやさしくなれる益荒男のロマン。
だれの援けもなく己の精進と力を信じて闘うお相撲さんたち、
とんでもなく巨大な幕の内力士を目標に日々精進する新人。
なでしこジャパンがワールド杯を制覇して世界一に輝いた。
ひたすら攻め続けた末、栄冠は奇跡的になでしこの頭上に。
サッカーって美しいものなんだって想いを深くいたしました。
仲間を信じて時間いっぱいグランドを駆け回ったなでしこたち。
仲間を信じなければ絶対に勝利に届かないサッカー選手たち、
背丈でもスピードでも絶対に勝てないけど、勝利を諦めない。
相撲とサッカー、対照的なスポーツかも知れません。
しかしどちらもスポーツ・・・スポーツはフェアープレイが美しい。
相手がイヤになるほど攻めて攻めて攻めて勝取る姿は美しい。
三年後・五年後に成長した自分の姿を信じて鍛えに鍛えている。
美しいって感じさせてくれる・・・彼ら・彼女らに美の原点をみる。
そうなんだよ・・・人間は美しくあらねばならない。
美しく生きるとき、人間は輝けるんだなあ。
美しく生きて人は人間になれるんだよ・・・。