サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「社員を大切にする」とは①

2017年03月12日 08時39分56秒 | 企業経営
「当社は人を大事にする会社です」という理念を掲げる会社は無数にあります。しかし思わず反語になる。

1.なんで3年で3割も若い社員が辞める?
2.なんでリストラする?
3.なんでセクハラ・パワハラする?

普通、そのように考えます。

「社員を大事にする会社」とは何か。
1は、「入って見たら違った」という気持ちで会社を去っていく。
会社説明会ではうまい話しかしない。入ってから、「これが実態か」という思い。
2は、会社の業績の結果、経営者の失敗を社員に押し付け、社員は会社を後にする。
せめて、業績が回復したら、呼びもどすくらいのことはやってもいいのに。
3は、会社もそうだが、その行為をした個人を責めなければならない。

2について、多分、経営者はいうでしょう。「この人たちを切らねば会社は滅びる。全社員を路頭に迷わすことはできない。会社が滅んでは、社会にも迷惑になる。」

本人たちは嫌でしょう。大手の高給取りが今より安い賃金に甘んじる気になれません。特に「なぜ自分だけが損をするのか」と思うから。では、大企業がごっそりなくなって人手不足の企業へ回ったら経済として活性化しないか。本人たちも「已む無し。再出発」と言う気持ちには、、、なりませんね。すみません。これは非常識な暴論でした。

しかし、雇用を守ること以外に、「社員を大事にする」考え方はあるのではないかと思います。



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