サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

ステークホールダー(利害関係者)の特定は、範囲外の人も含めて考えて(1)

2016年12月30日 20時27分27秒 | 日記



 人は、仕事をするとき、関係部門、関係者のことを考えて進めます。それは当然です。さて、このときの「関係部門」「関係者」の「関係」とは何でしょうか。案外、前工程や次工程、社内各部門、そして顧客や競合も関係者、つまりステークホルダーとして入りますよね。

 ステーホルダーを考える時、どうしても「自分の関係者」で見てしまいます。それは、クローズしたステークホルダー。すると、あるときどこか抜けていることに気づく。情報の共有が進まないのは、実は関係者の範囲が狭いからです。

ステークホルダーは誰かを考える時、「『全体』とは何か」から考えます。その場合、最初は、その「全体」が無限に広がり、考えるのも面倒ですが、ヌケ・モレがあるよりよいです。どうしても、ひとりで考えるとヌケ・モレは発生します。

その際、「ほぼ無視してよい」「関係性は浅い」「関係性が濃い」等で考え、絞っていけばよいですね。


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