サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

特別号:稀勢の里の優勝に思うこと ⇒ 「精神面が課題」?

2017年01月22日 19時29分00秒 | スポーツ
大関・稀勢の里が優勝しました。横綱も確定ですね。おめでとうございます。
これまで「あと一歩」という機会が何度もありました。その度に、「ここ一番の勝負に弱い」といわれ、精神面の強化を指摘されてきました。

あんなに強いのに、プレッシャーや緊張で普段のように身体が動かなくなる。それを乗り越えたのが今場所。

こういう見方は不適切かもしれないですが、「精神面の弱さ」という指摘をしすぎると、本人もそう思ってしまうのが怖いです。これは稀勢の里に限りません。

私は、稀勢の里は「慣れてきた」という一面があるのではないかと思っています。昨年は、初場所から準優勝の連続。それは周囲からみれば残念ですが、毎場所優勝に絡んだことで、良い意味で勘所が掴めて来たのではないかと思っています。

社員もそうです。若い人をみていて、「精神面が弱い」と思うことはあるでしょう。
しかし、機会を与え、更に増やしていく中で、慣れて成果を挙げ、育つのではないでしょうか。




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