サロン・風変わりな人材開発の宴 

人の育成について、色々な視点から書いていきます。これは、体験記であると同時に、次の人材開発施策に対するトライアルです。

「正しいOJTか否か」に向き合える人材開発部門でありたいですね

2017年01月06日 21時42分17秒 | 日記


人財開発の領域を「研修」「OJT」「自己啓発」という三分野でみたとき、人材開発部門の人が語るのは、研修のことばかりということはないでしょうか。
 
人材開発部門の人が、研修の内容のことばかり考えている姿、そして研修後にアンケートを取って、「よかった」という評価を頂いて満足した気持ちになっていることに違和感を覚えます。
(それが「研修部」という部門のネーミングならば、特に異存はございません)

要は、人が育っているかどうか。そこを統括するのが人材開発部門の役割ではないでしょうか。

この議論をすると長くなりますので、簡潔に結論だけ申し上げますと、
「正しいOJTが展開できるようにする」 これにつきます。(自己啓発については別の機会で)

OJTとは、上司が仕事を通じて部下を指導して育成することですが、それが正しいか否かを見抜けないといけないと思うのです。難しいことですが、ここから目を背けないほうがよいですね。
なぜなら、人が育つのは職場だからです。

ここに正面から向き合えるか否か。正に人材開発施策の成否が問われます。
「それは、職場の仕事だ」と思うのでしたら、部門名は研修部にしたほうがよいかもしれません。


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