新年の挨拶

それは昨日の22時半を過ぎた頃だったろうか。
何気にスマホのQQ なんちゃらアプリを開く。
ブルブル
うぁ!!さっそく読めやしないが、実習生ワン君から挨拶が来ている(*^^*)
律儀な奴だ。
アプリの翻訳機能で「あけましておめでとう」を訳し、コピーしてQQ へ添付して送る。
とその時!?
スマホの画面にヘッドセットを付けたワン君が映るではないか？
なんだこのI T ボーイ
「うぁワン君」
画面の下には僕の顔が逆さに小さく映っている。
なぜ逆なのか？
しかし、まったくワン君の声は聞こえない。
僕の声は届いているのか？
テレビの音がうるさくて、ワン君の声が聞こえないのか？
静な部屋に行ったが、雑音しか聞こえず、ウォークマンのヘッドフォンを付けてみる。
それでも、たまにワン君の声はなかなか聞こえず。
ん？
よく見れば、ワン君しゃべってないな。
オイ!!お前もしゃべれよ!!
「ワン君聞こえる？」
アウトカメラで娘を映し、娘が「ワン君」と手を振る。
それにワン君は答え、ニコやかにワン君も手を振る。
インカメラにして僕が手を振る。
ワン君まったく無反応。
なんじゃこりゃ(>_<)

かれこれ30分「ワン君」「ワン君」と叫び続けている。
この会話の成立していない状況に、いつ終了したら良いのか？
ん？
ワン君の見ているパソコンの画面には僕の顔逆さに映っているのか？
謎は解けずにアプリを終了した。

でも、彼が元気でやっていることには間違いない!!
日焼けした肌もだいぶ白くなっていた。