ヤマグワの木

家の地区は毎年1月14日がどんど焼だ。
米粉で繭玉なる物を作り、それをヤマグワの木(ヤマボウシ)に飾る。

こんなイメージで。

このヤマグワの木がなかなかない。
だいたい毎年山に探しに行くのだが、なかなか見つからないし、その木すら僕には良く分からない。
花を見れば分かるが、冬の葉もない時期では余計に分かりゃしない。
花はこんな感じで、ハナミズキに似ている。


昨年スキー場にバイトに行った時、山桑の木が分からないと大先輩の農家の方に話をしたところ、スキー場を歩きながら「これが山桑の木、これが山桑の木」と教えて下さった。
そんなに自生してるの？
家の方の山にはないのにと驚かされた。
いかに家の方の山が荒れているって事なんだろう。
「来年はここから採っていけば」と言ってくれだが、バイトに行っていない以上採る訳にはいかない。

親戚の家から電話があり、山桑の木あるから採りに来なと。
ありがたい!!

高枝伐りを持ち出掛ける。
3段伸ばしの高枝伐りは、1段入らなくなっている。
オトンが「これもっと短くならないんか？」
「ならないよ!!」
「なんで？」
「あんたのせいだよ!!」
「なんで？」
「あんたが電線切った時、倒れた木の下に高枝伐りがあって、曲がったんだよ!!(怒)」
「…」
けやきをなぎ倒した記憶を完全に消していやがる!!