軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

じいさんの財産を救うの巻

2014-01-27 15:28:00 | 日記
オトンを待つ間、車で待機。
また今日も病院だ。
この駐車場は電波が悪くテレビの映りが良くない。
暇潰しのアイテムは車のテレビ&スマホ&ウォークマンの3つ、その内の1つのテレビがダメとなれば、スマホとウォークマンだ。
ウォークマンに転送したドラマをシートを倒し見る。
鍵のかかった車内は密室、誰も入れまい!!
ちなみに見ているドラマは正月にあった鍵のかかった部屋スペシャルだ。
見ていると、佐藤浩市さんが襲われた。
それと同時に僕も睡魔に襲われる。
一瞬落ちかけた(-.-)Zzz・・・・
リクライニングしたシートを戻すと、僕の止めている横に一台の車が何度も切り返しをしていた。
「?この車どこから来たの?」
「切り返しして、入るのか出ていくのか?」
「大丈夫かじいさん?」
と心の中で叫ぶ。
僕がなぜ心配しているかと言うと、車の屋根にセカンドバックが乗せてあるのだ。
「家からセカンドバックをそこに置きっぱなしで来たのか?そりゃあないだろう!?」
じいさんは切り返しをして、やっと僕の横に車を止めた。
僕思うに、病院まできて一度車から降り「向こうの駐車スペースの方が良いな」とセカンドバックを屋根に置き車を移動したのではないか?
じいさんが車から降りて、セカンドバックを取って病院内へ行けば、それはそれで良し!!と思って失礼だが、じいさんを観察した。
じいさんは足が悪いらしく、なかなか車から降りられずにいた。
じいさんは杖をつき、屋根の上のセカンドバックには目もくれず歩き出した。
うぁ!!じいさんこりゃ完璧にセカンドバック忘れてるわ!!
窓を開け「すみません、すみません」と声をかけた。
じいさんはキョロキョロしているが、まったく僕に気付かない。
「すみません、すみません」と再び声を掛けると、要約僕に気付いた。
「車の上にバック置いて有りますよ」
振り返るじいさん。
「あっ!!よくここまで落ちなかったなぁ」とポツリ呟いた。
やっぱ家から屋根に乗せて来たんだ。
「ありがとー」
セカンドバックなんて相当いろんな物入ってるんじゃないの?
じいさん良かったな!!
気付いたのが僕で。
悪い人だったらパクられるぞ。

これ『軽井沢 良い人』で検索したら僕出ますよ。きっと。