軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

何かいるの巻

2015-08-12 21:45:35 | 農業
午後の2L中心の出荷を終え、秋野菜の白菜や白菜なのに紫色の白菜や玉ねぎの種を蒔いて7時近くに帰宅。
明日の準備にトラックに空段ボールを積み込んでいると「オイっ!!」とオトン。
「うぁ!!ビックリした。何だよ?」
「そこのひまわりの先に何かいるから見てこい」
「何かいるからってなんだよ?」
「何かいるから、見てこい。ひまわりの先」
「ひまわりの先って、そこのひまわり?」
「そこのひまわりだよ」
何かいるからって、見に行っていきなり噛む者じゃないか?噛まれやしないか?
がっつりひっかかれたり。
何かいるからって霊的なものじゃないだろうな?
恐る恐る、ひまわりの先へ向かう。
「どこよ?」
ひまわりの回りには何もいない。
茂みを抜け林道へ。
再び「どこよ?」と言いかけた瞬間目の前に横たわる動物。
キツネだ。
子ギツネだ。
ヘレンではないようだが。
死んでいる。
シッポの毛もフサフサ。
毛並みも綺麗。
なぜここで死んでいるのか?
血なんか出てないし。
とりあえず埋葬。
子ギツネが死んでいる近くに穴を掘る。
これが、薮のような場所に根が張り巡り、スコップを跳ね返す。
おまけに砂利混じり。
なかなか、子ギツネが入るぐらいの穴を掘るのに汗だくですよ。
根が張り巡らされた所に、子ギツネが入るぐらいの穴を掘るのに、こんなに苦労するわけですよ。
サスペンスでよく人殺して、夜中に山の中に死体を埋めるシーンがあるが、そんなん絶対無理ですよ。
人一人を根が張りめぐっている山の土を掘るのは容易ではない。
ホントはもっと深く掘りたかったが、砂利混じりに30センチ程でキツネを埋葬した。
他の獣に掘り返されなければ良いが…