幻のソフトクリーム

出荷に予冷庫へ行くと、販売担当の農協職員から｢昨日嬬恋どうでした？｣と聞かれた。
｢速かった｣
｢はやかった？｣
｢速かった｣
｢えー何がはやかったんですか？｣
｢スピードが｣
｢スピード？何のスピードですか？｣
｢バスの｣
｢えっ？バス？｣
｢もうね、キャベツ畑視察なんだからキャベツ畑になったらスピード落としてくれれば良いのに、普通に走るから畑にキャベツがあるかないかぐらいしか分かりませんよ！｣
｢降りなかったんですか？｣
｢降りないよ｣
それに嬬恋村の後は牧場に寄る予定も、いつの間にかスルーされ。
ってあたしともう一人(一緒にすしざんまい)の友人とことあるごとの、サービスエリアのソフトクリームの誘惑に｢この後牧場だから｣とソフトクリームを我慢していたのに、牧場スルーですよ。
僕達の気持ちスルーですよ。
牧場の幻のソフトクリームがホントに幻ですよ。
そんなそこらのスジャータ(美味しさ広がるあのスジャータ)では、どこでも食べられるから、ホントの牧場搾りのソフトクリーム食べたかったのに。
もうがっかりだよ。
それに、すしざんまいのお釣りを｢これで帰りソフトクリーム食べよう｣ってソフトクリーム貯金したのに。
そのお金はキャリーオバーか？