軽井沢価格のそばを食べて帰宅し、仕事再開。
トラクターロータリー作業にまたまたWALKMANに転送した多部未華子のドラマ『これは経費で落ちません』を流しながらトラクターを畑まで走らせる。
途中道から畑の奥にトラックが動かず止まっているのが見える。
あの車は堆肥を運んでいるトラック。
動いていないのはおかしい。
これは経費で落ちませんの中で多部未華子は「ウサギを追うな」と良く言う。
まさに今私も「ウサギを追うな」状態である。
あのトラックを見て見ぬふりをするか?
万が一トラックがはまっていれば、引っ張り出してあげることに捲き込まれ、日の短くなった今日この頃やりたいって思っている仕事も出来ずになって仕舞い兼ねない。
それでもトラクターを止めトラックが動き出すか見守る。
全く動く気配無い。
僕は少しずつトラクターを前に進める。
「ウサギを追うな」
トラックは遠くなる。
やっぱダメだ。とトラクターをUターンさせまた遠くに見えるトラックの方へ。
ウサギ追ってしまった。
道から見ず知らずのトラックドライバーへ「もしかして、はまってます?」
「ハイ。前輪が」
「誰か呼びました?」
「まだです」
「ワイヤー持ってくるんで、トラクターで引っ張りますよ」
「ワイヤーならあります」と言うので、トラクターで畑の奥まで入っていき、ワイヤーを繋げ引っ張ってあげる。
しかし、全く引けずにトラクターのタイヤ空回り。
あれ?
全然ダメじゃん😅
ワイヤーも細いし。
「でっかいトラクターに乗り換えて太いワイヤー持ってきます」
「え?そこまでやってくれるんですか?」
「出ないと困るでしょ?」とでっかいトラクターを取りに行く。
これ大物のウサギ追ってしまったわ。
再び戻りワイヤーを括り引っ張る。
良く見ればダンプまだ堆肥入っとるやん。
そりゃ引けないわ。
でっかいトラクターですらタイヤ空回り。
ダメだ。
ワイヤーの長さを短くし再び引く。
これが功を奏しトラックは徐々に畑と言うか沼地から出てくる。
あとは自力で出られるのを確認し、またロータリー用のトラクターに乗り換えて仕事へ。
そう名前も名乗らず、引き出してさようなら。
素敵やん。
心暖まりますよ。
トラクターで人助け。
ロータリー作業を終え帰宅。
敬老会的な集まりに行っていたオカンに里芋の話した?と聞いた。
予想通りに「やってない」と言われたそうだ。
そして、「そこに植える方が悪い」とまで言ったそうだ。
そこに植える方が悪い?はぁ?
なんだそれ?腹立つわ~
じゃあ、お店で万引きされて万引きした人が「そこに店があるのが悪い」って言う?
店に車突っ込まれて「そこに店があるのが悪い」って言う?
同じトラクターでもこうも乗る人によって違う使い方が有るもんだと気付かされるよ。