和束 茶源郷ガイドの会「徒然草」

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和束 茶源郷ガイドの会 和束風土記 7月7日(月)

2014年07月09日 00時07分27秒 | 日記
                     和束歳時記ー八坂の祇園さんー

7月7日(月)の18時30分より中区の八坂神社で祭りが行われました。
京都の祇園祭と同じ時期に行われるこの祭りは、祭りの日を日曜日や祭日に変更される事の多い現在でも
日を変えず実施されてきました。
茶業で日中は忙しいので夕方に執り行われています。

八坂神社は絶景の小高い丘に位置し、北山杉の大木を祀る神社として地域の守り神、鎮守の社として崇敬されています。
「杉や樫の木には、神さんが宿んねやで、せやから何気のう切ったらあかん」と役員の方から教えいただき、
「昔はここまで木が伸びてて、木の上で遊んだわ、毎日拝む」等、地域に参加されている方々からいろいろお話が聞けました。

雨上がりの、美しい茶畑と山々に見守られる中、桂宮司さまの詔を拝聴したあとは玉ぐし奉奠が行われました。



役員の方々の後方では、母親に連れられた小さな子どもたちが大きな袋を準備して賑やかにお下がりのお菓子が
配られるの待っていて、袋に溢れんばかりのお菓子を貰い、神社には子どもたちの笑顔が広がりました。



各家庭ではこの日、花餅(こしあんを包み、その上に色付けしたうるち米で飾り付けている)が食べられます。
花餅はなかなか美味で、来年も食べたいと思いました。
昔は各家庭で作られ、娘の嫁ぎ先にも配ったと孫さんの手をとりながら懐かしそうに話されている方の笑顔が印象的でした。





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