お風呂上りに居間で母とくつろいでいると、
2階からトコトコとネコさんが下りてきました。
母、ひと言、
「見苦しいネコだねぇ」
はい?
「こんなネコならいない方がいいかもね」
何ですと?
今までも「きったないねぇ」とか
ひどい時には「大きいねぇ。気持ち悪いねぇ」
とまで言い放ったばあさん、一回ぐらい誉めてやってよ。
誉めるとこないけどさ。
でも、ニンゲンの言葉がわからないネコはばあさんが好きみたい。
冬になると、膝に入るのです。
そして「重いなあ」といいながら何時間でも抱いている母です。
半分、ずり落ちてるけど。