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「猫という動物は痛みをそれほど感じない」と言ったのは先代ネコを診て貰った獣医さんだった。
長く我が家のペットたちの主治医だった先生が亡くなって、『お医者さん難民』になっていた時、
先代ネコは消化器系のリンパ腫になって・・・
最終的にたどり着いたのが今通っている大きな病院。
13年前だったか?まだCTはなかったからバリウム検査で見つかった。
若い先生だった。
「トラやライオンのような捕食する肉食獣は狩りでケガをするから痛みに強い」だったかな。
先代ネコの余命は1ヶ月、治療じゃなくて緩和ケアを望んだ私達にそう説明した。
妙に納得できたのだけど・・・13年ぶりに通う同じ病院に『痛がってる猫の顔』の写真が貼ってあるんだよ。
猫だって痛いんだよ。
シッポ踏むと怒るよ。
猫に「緩和ケア」はないらしい。その代わりに安楽死が認められているんだ。
先生は飼い主を少しでも安心させるためにそう言ってくれたんだな、と思う。
13年たって色々変わった。今なら動物達にも『緩和ケア』もあるかも知れないなあ。
あの若い先生はもういないようだ。
大きな病院だから分院にいるのかも知れない。