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ネコさんがいよいよダメだろう、となった頃、私達姉妹は夢を見た。
私は普通に夜、妹は白日夢だったかも知れない、と言う。
私の夢は、痩せこけたネコさんが階段を必死によじ登ってくる夢だった。
その頃はもう階段を登る事はできなくなっていたのに、下の居間に行くので夜寝る前に私が連れに行っていた。
ばあさんが寝る時温風ストーブを消すので、もう暖かくないその場所にうずくまって待っている。
早く2階に来たかったんだろうな・・・。
妹の見た夢は虹の橋を渡っていくネコさんを先代ネコが待っていたのだそうだ。
そして先を歩き、後ろをキョーボーネコがついて行った・・・。
2匹は一度も振り返らずに行ってしまった。
そんな夢だったそうだけど、去って行く2匹のトラネコの姿をすごくハッキリ覚えている、と言う。
2匹とも元気な時の姿で、振り返る事なく歩いて行った、と言う。
今日で1週間が過ぎた。
ネコさんが自由に出入りできるように、開けてあった部屋の扉も、ぴっちり閉めてある。
先を歩いて行った先代ネコ。
後ろをついて行ったキョーボーネコ。