古代日本と同じく八百万の神々が支配していた古代ローマ時代の象徴的な銀貨。紀元前225-214年にローマで鋳造された『通路』を意味するローマ神話で未来と過去を同時に見ることができることから入口と出口を守る守護神。そのため左右に顔を備えて見渡すことが出来る。Janusは年の始まりとなる1月のJanuaryの語源にもなっている。ローマのヤヌスと名付けられた神殿の扉は、戦が始まると開けられ、終わると閉じられることになっているため、争いの多いローマ時代はほぼ開放されていることになる扉。クアドリガと呼ばれる4頭の馬にひかせる戦車の下にはROMAの文字。一旦開いてしまった人人型感染症との闘いの扉を開け続けるか閉じるかは結局人の理性的な行動以外にはほかなりません。
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