ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

抜け道

2014-08-15 19:35:50 | 日記
本願寺月光蟲です。

最近話題になりつつある映画がある。

ニュースサイトにこんな記事で紹介されてますが、まあキャプション通りの映画が公開されるという事です。

カメラマンになりすまして50を超える音楽フェスに潜り込んだ青年のドキュメンタリー、米国放送に先駆けトレーラー映像が公開


「ふーん」と思いながら読んだんだけど、この映画世界で話題になってて驚いた。
まあ今何が炎上するかわからんからまろやかに書くけど・・・・。

大したもんだというのは物凄くわかるし面白いんだけどね。犯罪やね。

ん~、昔モトリークルーのベースのニッキーシックスがバンド黎明期の話をインタビューしてて「楽器を買う金はどうしてたんだ?」って聞かれて「そんなもん盗むだけでしょ」って言ってて大笑いしたんだよな。
あと、日本のハードコアシーンで今は大御所ってかジャパメタ界隈では強面な方のインタビューに「生活は苦しい?」と聞かれて「ある場所から金は貰えばいい」「なかったらあるやつから盗めばいいだけっしょ」と言ってた人がいた。

この映画は金なくてもフェスを観たヤツの記録なわけだが。

うーん、、なんというか、俺の知ってる奴がですね、その昔ライブハウスに「金がない」という理由でコネもない、見たいバンドが多いし「しょうがない」という理由で非常口から勝手に入ってる奴がいたんだよ。
で、店側に見つかると追い出されるわけ。しかも中学生だし、相手によっては本気で怒るわけやん。
だが、そいつは何とも思ってなくて「非常口の鍵が閉められてるなら火災探知機ならせばいい」と思ってライターで探知させたらさすがに非常口も開いてその間に客席へ。
あと、真顔で「おはよーございまーす。よろしくお願いしまーす」とか笑顔で言ってスタッフだと思わせたり、あとはバンドマンの恰好してるからリハーサル終わった頃受付いないしそのまま会場に入ってトイレで時間潰すとか。
そんな話が色々世の中にはあって。

どうしようもない場合は我慢、なわけです。そりゃ犯罪だしね。警察に捕まったらいいわけは100%無理だしね。

でも、こういうのって、なんか面白いと思っちゃう。
だって金ないんだもん。「それなら考えよう」と・・・・。

だが、問題は法律よりも「誰が困るのか?」という事だ。
お金の問題含めて考えたらなおさら「誰が困るのか?」という事なんだよなあ。

音楽フェスに1人無料で入ったとこで誰も損しないわけだが、まあ皆そのような状態なら運営は難しくなる。
だが例えばなんだけど、チケット10000円のとこ無理やり1万円を無視してもぐり込んで、「今日はお祭りだ」と言わんばかりに1人で凄まじい酒の量を飲んだとする。
会場側にかなりの額が入るわけで、「普通そんなに飲まないよ」って思うよりもはるかに上の量を飲んで4万とか飲んだとする。
この場合どっちが売り上げに貢献してるんだろう?

と、まあ、詭弁だし法律にも触れるわけですが。

釈然としないのはこういう映画が話題になるってのがびっくりしたんだよな・・・・。
と、書くと「お金ないなら我慢しろ」となるわけですが。
「そもそも犯罪だし論外」という感じなんだよね。当たり前だけど。

いやさ、ロックの事しかわからんけどアナルコパンクの連中の思想を考えるとこの位なんでもない事なんだろな。
この映画が話題になるってのは皆凄いなあと。
皆そんなに我慢してるのかなあ?

金はないけど情熱はある、わけでしょ。
まあ犯罪だし良くないけど。

皆そこまでの情熱がないとも言えると思うんだよな。

許しちゃうと秩序がなくなるのはわかるのだけれどなんだかなあ


その映画の予告編。
なんと生き生きしてるやつなんだ!!

No Cameras Allowed | Trailer

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