ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 生ける屍の結末――「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相 渡邊博史 (著)

2014-11-08 14:24:32 | 今日の1冊
本願寺月光蟲です。

ジャンプの「黒子のバスケ」に憎しみを覚えたヤツの手記。
コンビニや本屋チェーンとかに毒物や脅迫状を送り、大企業すら動かした犯人の手記です。
この事件、ジャンプってか集英社が動いたのかなんなのか、凄い事件なのに扱いが凄い小さくなってたんだよね。

しかも脅迫状が凄まじい量で。
オタク涙目。

で、結局捕まったんだけど単独犯。
しかも凄いのはその執念だ。
日雇いで低賃金で働いて得た金を全て黒子のバスケの作者に対する怨念に使うという・・・。
金が入れば全国を深夜の高速バスや野宿でまわり、金がなくなったら辛い肉体労働。
しかもアナログなやり口で中々捕まらなかったのだよねえ。
アナログと執念で黒子のバスケ業界に色々と迷惑かけまくったわけだが全く反省してないのが凄い。

しかも、今の世の中「ばかだね」と言われる事をやったわけだけど、こういうキチガイが出てくるってのは日本社会が病んでるという証拠でもありますね。
だけど、1人が起こした行動で警察も中々逮捕できなかったのは凄い事だ。
アナログはやはり強いね。

面白いです。
とにかく逆恨みが半端ない。
恨みってのは人間にとって一番生きる原動力なんだよね。
ストーカーとかもそうだけど法律関係ねえもんな。
捕まろうが関係ない意思って凄まじいよね。なんかわかる気がするな。

今日の1冊 生ける屍の結末――「黒子のバスケ」脅迫事件の全真相 渡邊博史 (著)


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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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