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ブギーナイツの館 - 青春の蹉跌から超暇人への道までを記すブログ

のんきな人です。とにかくどうでも良いブログ。

今日の1冊 脱貧困の経済学 飯田 泰之 (著), 雨宮 処凛 (著)

2012-09-19 14:23:38 | 今日の1冊
最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。

自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。

読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。

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脱貧困の経済学 感想。

脱貧困の経済学 飯田 泰之 (著), 雨宮 処凛 (著)

「上見て暮らすな下見て暮らせ」という状況が続いていますね。
差別意識というものは下に向かうものなわけですが、経済というよりお金の問題や暮らしの問題もまさにそれ。

「あいつよきゃマシ」みたいな風潮が確かにここ10年で増えた気がします。
元々はアメリカ政府がどうもそういう風潮にしてたんだけど、日本の政府もそれに習えという感じです。
日本の税金のあり方は実は金持ちにだけ優遇されてるわけです。
貧乏人はいつまでたっても高い税率。

政治や経済、宗教などの自分の考えはあまりネット上で言わないようにしてるんですが、やはり今のままだとやばい気がします。
別に国がどうとかって話ではなく、大半の人がやばいかと。

なんかね、知らない事や知らされてない事がとにかく多いんですよね日本て。

格差はあってしかるべきなんだけど金持ちも貧乏人も「気持ちは豊かに」てのがもう無理なような気がします。
そこで政治家の登場なわけですが「3丁目の夕日の時代にしたい」みたいなのん気な事言ってたりする(笑)

この本ははっきり言うと問題定義ばかりで曖昧な答えにしかなってない。
ただ、その問題定義は興味深いのです。

すべて「自己責任」な空気が蔓延しているのと「自分は頑張ってるからお前も何とかなるはず」みたいな閉塞感。

この本を読んでそのへん詳しく書いてあるんだけど、もしそういう空気がなくるとしても、うちらはその頃にはとっくに死んでるって(笑)

暇つぶしや中学生には良い本かもしれません。


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