ホームゲームに行ってきました。開幕戦を見て今年のトリニータはちょっと変わったかなと思いましたが、まだまだチームとして乗り越えていかないといけない課題は山ほどあります。まだ始まったばかりとはいえ、昨年から言い続けてる部分もあるので危機感を持ってチャレンジしてもらいたいものです。
それでは振り返っていきます。
サッカー専用スタジアム実証実験と題して、仮設スタンドを設置してサッカー専用スタジアムの臨場感を味わってもらい、やっぱり専用スタジアムは必要だよねという雰囲気に持っていきたかったのだと思うが、見た目上はさほど距離は近く感じないし、スタンドの高さもないので試合全体を見渡すのも難しそうだし、そして何より一番のアピールポイントである選手との距離に関しても、ピッチ前の挨拶は仮設スタンドのほうは素通りだったので選手との近さを感じることはできなかったのではないだろうか。河野社長からしてみれば少なくとも仮設スタンドで観戦したサポーターの方からは100%専用スタジアムは必要だの回答をもらえるという見込みを立てていると思うが、これでは心を動かすまでには至らなかったのかなと予想しています。ただあくまで私個人の感想ですので、実際に仮設スタンドで見た方にとっては河野社長頑張ってという気持ちになったかもしれません。
あくまで私の考えは年明けにブログで述べた通りで、その考えは今も変わってなく、そのままの内容をアンケートに書かせていただきました。
試合はアグレッシブにボールを動かす水戸と、受けに回ることが多かったトリニータの構図になりました。トリニータからしたら有馬にシンプルに当てて流れを作りたいという意図でしたが、そこは水戸が人数をかけてシャットアウトし、セカンドボールの対応も万全でした。
ざっと見た感じ、水戸の狙いはいたってシンプルでした。
・有馬には2枚で対応する(競り合い担当とセカンドボール担当)
・ボランチ(天笠、榊原)につつかれない位置でボールを回す
・両CB(ペレイラ、デルラン)の裏を狙う
約束事はこれしかないといっていいくらい徹底していたように感じましたが、これだけでトリニータの良さは消されていました。まんま札幌戦で良かった部分を、仙台戦、水戸戦で完全に見破られたという気分になりました。スパイ行為になりそうな内容をブログで書くべきではないですが、プロレベルのスカウティングであればこんなブログに頼ることなくちゃんと分析できているはずです。
守備は濱田と藤原が安定しているので、おそらくこのままのサッカーを続けていれば12位前後をうろうろするくらいはできると思いますが、昨年からのステップアップは感じづらいのかなと思います。
昨年からずっと言われてきた得点力不足も、結局3試合連続無得点となり根本的には解決できていないということになりました。決して運に見放されたという場面も少なく、チームとしてどういった形で得点を奪いたいのか見えてこないのもかなり深刻です。結局シュートは2本しか打てず、次への希望が見えづらい状況となります。特にシャドーの選手は、有馬からもゴールからも遠い位置でボールを受ける場面が多く、消えている時間帯も多かったので、もっと相手にとって怖いと思えるようになってもらいたいものです。
今日は濱田と藤原と渡邉新太のおかげで勝ち点1を得ることができましたが、負けたつもりで重く受け止め、危機感を持って得点力を高めてもらいたいものです。
次の山口戦は現地観戦することができませんが、得点を奪い沸き上がることを期待したいです。
※今試合は諸事情でスタジアムの到着が遅れ、散策もまともにできずほぼ試合を見に来ただけの状態になりましたので、水戸戦のイベントレポートは行わないことにします。
じゃこの辺で
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