青森旅行のレポートをじわりじわりと更新していきます。今回は三内丸山遺跡について取り上げることにします。
三内丸山遺跡は2021年7月に世界遺産に登録されました。世界遺産を訪れたのは初めてかな、と思っていましたが、調べてみたところ姫路城や原爆ドームなどすでに訪れたことのある場所はそれなりにあり、そもそもこの前訪れた富士山も世界遺産だった・・・。
入場料は410円とかなり安かったです。トンネルをくぐって外に出ることにしました。
見よ、この遺跡の絶景を!と思いきや雪で完全に覆われていました。。
これじゃ当時の様子を感じれないじゃないか、と思ったが縄文時代でも雪は降り積もっていただろうし、これはこれで冬の縄文時代を知ることができる。まさに今しかできない体験となる。
中にはこうして温度や湿度を保った状態で見学するところもありました。申し訳程度の灯りはあるが、外からの光は一切入ってこないので、一人で入るとちょっとどころではないくらい怖いです。
ちょっと入口は狭いですが実際に入ることもできます。
はい、雪国でない人はこういったしょうもないイタズラをやりがちです。もっとしょうもないイタズラについてはTwitterのほうに載せています。しょうもなさすぎるので本ブログでは割愛します。
高床式にしているのはねずみや害虫の侵入を防いだりするのが主な目的のようですが、このように雪の被害を受けないのもあるかもしれませんね。こうした知恵が現代にも伝わっていると思うと感慨深いです。
はい、また誰もいないところに入りました。入る前に「失礼しま~す」と恐る恐る入る光景はあまり他人に見せれるものではない。
これが三内丸山遺跡のランドマーク的存在の大型掘立柱建物。屋根がないのは、様々な説があるとのことなので復元できていないそうです。証拠となるものを見つけられたら一生遊んで暮らせるほどの名声を与えられそうかも。
当時から強度を計算して組み上げされていたのだろうか。計算と言うよりかは、おそらくトライ&エラーの連続だと思われるが。
大型竪穴建物にも入りました。
写真で見ても感じ取れるように、中には空調設備は一切ありません。にも拘らず、内部は寒さを一切感じず、温度は一定に保たれていました。おそらく縄文時代から降雪はあると予想していますが、絶滅せずに乗り越えられたのはこうした住居があったおかげかもしれませんね。
雪がなければ本来の遺跡の楽しみ方ができたかもしれませんが、こうして雪道を歩くことによってまた違った感想を持つことができました。
一通り見学を終えたところで、今度は内部のミュージアムのほうに向かいました。
復元された縄文土器など多くのお宝を見れました。どれも教科書でしか見たことのないものばかりで、実際に見るとほんとうに縄の模様をしているんだなと小学生のような感想しか出てきませんでした。
うさぎさん逃げてーー!
土偶について今まで深く考えたことなかったけど、どうやら女性をモチーフとして作られたものが大半であった。なぜ女性なのか?については理由を忘れたが、じっくり見ると当時の女性も現代の女性とさほど変わらないなと思わせる身体の作りをしていた。もうちょっとアップにしたものは一応収めていますが、ここでは割愛します。ムラムラした方は是非現地にて。
写真を厳選するのも大変なくらいお宝がたくさんありました。
遺跡に行くのは小学生の頃の修学旅行で吉野ケ里遺跡に行った時以来でしたが、大人になった今でも感動は子供の頃のままでしたね。良く言えばどの年代になっても純粋に楽しめることができ、悪く言えば小学生の頃から何も成長していない。こんな俺でもクビにならずに社会人をやれています。いつまでも童心な気持ちは忘れずにいたい。
じゃこの辺で
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