22時頃は一晩中晴れそうな天気でした。香川県本土(?)での撮影はあと2箇所でしたのでウキウキと出かけました。
しかし、到着後現地の天気は高度15度くらいまではモヤがかかったような状況でした。GPV、水蒸気画像、黄砂、PM2.5のどの予報もすっきりした天気のはずでしたので、ちょっと不満です。というのも、山の稜線が全く感じられずカメラのセットに不安がありました。とりあえず北極星で確認しました。
(水平3度くらいの誤差は平気で見誤ります)
セット後に双眼鏡を覗くといきなりカノープスの出現です。山の稜線が見えない、どこの高さまで山があるのか不明なのは辛いです。
とりあえず撮影開始です。1時間余り過ぎると、カノープスがいつまで画角内にとどまっているのか不安になります。途中でシャッターを止めるわけにもいず辛抱です。
ある時間帯でいったん止めて、カメラを西に振って再撮影しました。
まずは最初の撮影コマです
先日ロケハンした写真にカノープスの出・没位置と南の位置を書き加えてみました。(70mm撮影カメラで撮影したもの)
結構、遠方の山が高い感じです。しかし、撮影地の標高は360m位ですから、カノープスの見える時間も他の場所より少し長くなりそうです。1つの画角で収めるにはカメラ中央を真南に合わせる必要があります。ここの場所だとレンズは標準50mmの方が間違いなさそうです。
途中でカメラを動かしたので、ちょっと合成してみました。
当初撮影のカメラアングルでは出・没はとらえきれていませんでしたね。
現地の実際の出没は0時02分出2時~2時56分のだったみたいです。