自分の書く文章が好きです。
色々とコンプレックスが多めで、なかなか自分から発生する物事が好きになれないのですが、自分の書いた文章を読むのは好きだと最近気がつきました。特に自分の思いが拙いながら顔を覗かせる下りは、自分に読ませてあげる為に書いてる気がしてきました。
相変わらず、下手な文章ですし、語彙も少ないですし、もうちょっと分かりやすく、適切な表現が出来ないものかなぁ?とは思うのですが、どことなく好きなんです。自分の中から出てくる「間」の様なものが、なんとも心地よく、穏やかになれます。
その上、おかしな事に、何遍読んでも飽きるということがおきません。
これはいったい、どういうことなのだろうと、ここ数日ぼんやりと考えていました。
自動連想式につらつらと思ったままを目的も持たずにただ書いているだけなのですが、こうして文章を起こしていると、そうだ!あれについて書いておこう!とか思いついてきます。
自由連想法という言葉を使ったからか、Amazonで中古本のおすすめに「ボディアンドソウル」が上がって来て、つい買ってしまったから、普段は使わない「自由連想法」などという単語が意識に上って来たのか、どちらが縁起だろう?とかいう考えが浮かんだりします。
文章の間が大好きだったのは、ユング心理学者の河合隼雄先生の書かれた物で、河合隼雄先生のご著書を盛んに読んだ頃は、あまり関西言葉に縁が少なかったのですが、河合隼雄先生の書かれる音のリズムは関西言葉独特のたおやかさがあり、私にはなんとも心地よく心に響き、その後、岩波文庫主催の講演会で初めてお会いした時にも、よく聞き馴染んだお話が、とても嬉しかったことを、強く記憶しています。
そんなどうでもいいような事が好きだなぁ〜 というお話でした。
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