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放課後等デイサービス「ワラハンドクラブ・キキ」

岩木山のある弘前市。豊かな自然の中で放課後や学校のお休みの日など、子供たちの日々を豊かで楽しい体験を企画します!

秋晴れと散歩と爬虫類館見学とフトアゴヒゲトカゲの憂鬱

2015-09-23 15:14:10 | 日記
 
 今日は、弥生いこいの広場で行われている爬虫類館に爬虫・両生類を見学に行きます。

 行事は午後からですが、見事な秋晴れのこの日

 部屋の中にいるのはもったいない! と言うことで、いざ行かん

 散歩へ!!

 

せっかくなので目的地を決めて向かいます。

 「鳴海要記念館」へ見学をかね行って参りました。


 
 散歩から帰るとちょうどお昼、お腹も減ったところで、ご飯をモリモリ食べ
 
 弥生いこいの広場へ向かいますが・・・そのまえに、爬虫類の世界にあまり馴染みのないみんなのために

 今日は特別に助手がいます。

 フトアゴヒゲトカゲの「リッキー」でーす!


今日はエスコート役としておしゃれにスパンコールを首にまいてます。

「エスコート?聞いてないけど、てか勝手に首に変な物巻かないでくれる?」

 と言ってそうな気がしますが、気にせずいこいの広場へしゅっぱーつ!



 動物広場に着いたところで

 まずは「たかまるくん」とパシャリ、記念撮影。

 ちなみに、帰りもこの「くだり」があるのであしからず。


 向かう途中、小熊が檻の中で昼寝をしていたのでパシャッ


 のつもりが、秋の虫の背景になってしまいました。

 
 そして、いよいよ目的の爬虫類館につきました。

 爬虫類はとても神経質な生き物なので、見学する前にいくつかの約束事を

 爬虫類であるリッキーからスタッフを通して説明を受けます。


 さっそく中に入って

 まずはリクガメがドーンです。


ヒョウモンガメ、インドホシガメ、ロシアリクガメ、アカアシガメ、フチゾリリクガメ等、様々なリクガメが同じスペースで所狭しと展示されていました。

 
お次はクサガメとニホンイシガメです。



この二種は野生化したミシシッピアカミミガメ、ようはミドリガメによって生息場所をうばわれ絶滅の危機に陥っています。



 ツノガエル


 ヤドクガエル


 このカエルの名前は皮膚から出る毒をアメリカの先住民が矢尻に塗って使用していたことが由来になってます。


 メキシコサラマンダー

 ウーパールーパーの名で見かけますが、自然界では絶滅危惧種になっています。



 フトアゴヒゲトカゲ

 リッキーの仲間です。オーストラリアに生息しています。

 ニホントカゲ

 頭頂部に「第三の目」とよばれる光を感じることが出来る頭頂眼という物があります。

 カナヘビ

そこらでたまにみかけます。

 

 お次は蛇にまいります。


 ラットスネーク


リューシスティックという人工的に作出された真っ白なカラーのラットスネークです

 ボールパイソン

 危険を感じると、からだをボールのようにまとめる事からこの名前がつけられています。
 中央アフリカに広く分布しています。

 コロンビアレインボーボア

 通称コロ虹です。身体の表面が虹色に反射します。コロ虹は幼体時にあるリング状の斑紋が成長と共に消えていきます。
 また、ボア科のため、卵生ではなく胎生、つまり子供を産み落とします。

 アオダイショウ
 
そこらでたまにみかけます。原産は国後島とされ、英名はクナシリラットスネーク、ジャパニーズラットスネークと
表記されます。



 エボシカメレオン

イエメン固有種になります。烏帽子のような頭が名前の由来です。



 以上が爬虫類館の見学内容でした。

 が・・・・・。

 やはり、児童達はどちらかというと

 ポニー


 うさぎ


 モルモット

「二兎を追う者は一兎をも得ず」いや、うさぎじゃなくモルモットでした。

 
 そして、忘れちゃいけないふれ合い後の手洗い




 それから子ヤギでしょ



 ペンギンまで出てくるでしょ


 ニホンリス


 アライグマ


 楽しそうに見ております。



 小さめのイノシシ、カワイイね。


「おれ、たぬき」

はいはい、カワイイね。

 次は・・・・・


 ケヅメリクガメ・・・ってここへ来て爬虫類善戦!


 カナヘビ、アオダイショウ。
この辺でふたたび爬虫類から離れていく児童達。


 最後は



 プレーリードッグ


 とどめは、上ってみたけど降りれなくなったプレーリードッグ!

 
 反則的かわいさです!

  っとまあ

 児童達はまだまだ毛のある動物の方に関心があるようです。

 
 退園の時は、来ました!たかまるくん!



 ここで写真をとりまくる!
 
 これが児童にとって楽しくてしょうがない!

 満足したのか、きちんと並んで出口まで向かいました。
 それだけ楽しめたんだと思います。

 
 「まだ爬虫類にはそれほど興味がわかないか。」と

 ちょっぴりさみしい「キキ生き物係」のスタッフてしたが

 その後、何人かの児童が

 「リッキーさわらせて」「かわいい」「どんなとかげ?」

 など助手のリッキーに興味を持ち始めていました。


 爬虫類・・・

 苦手という人もいると思います。

 もちろんそれはそれでいいと思います。

 私も苦手な生き物はたくさんいます。

 ただ、この地球上には人間の好き嫌いとは関係なく

 様々な生き物が存在し、活動している。

 と言うことを少しだけ考えてみるのもいいかもしれません。

 自分にとっての興味深い、はまってしまうような生き物がみつかるかも。




 まじめな話はここまで


     あとがき
  
無理矢理助手にされたリッキーはすねて、首にあったスパンコールつきのシュシュを腰に巻いて

スカートにしてます。

ちなみにオスです

 それから田んぼを眺め

 「爬虫類の未来はどうなるんだろう」と黄昏れる

 一匹のフトアゴヒゲトカゲでした。