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五観の偈 <ごかんのげ>

2018-05-27 08:50:39 | シェア
月に2度、坐禅を組みに行き始めて、5年になります。

坐禅の後、お茶を頂きます。
頂く前に、五観の偈(ごかんのげ)を唱和します。
初めて五観の偈を唱和した時、食べることへの尊さをしみじみと感じました。



シェアします。


以下、ウィキより…

五観の偈(ごかんのげ)は、主に禅宗において食事の前に唱えられる偈文。

僧侶の食事作法のひとつ。
道徳的普遍性の高い文章であるため、禅に限らず多くの分野で引用されている。



五観の偈

一 計功多少 量彼来処 : 功の多少を計り彼(か)の来処(らいしょ)を量(はか)る。
この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。

二 忖己德行 全缺應供 : 己が徳行(とくぎょう)の全欠を[と]忖(はか)って供(く)に応ず。
自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。

三 防心離過 貪等為宗 : 心を防ぎ過(とが)を離るることは貪等(とんとう)を宗(しゅう)とす。
心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪など三つの過ちを持たないことを誓います。

四 正事良薬 為療形枯 : 正に良薬を事とすることは形枯(ぎょうこ)を療(りょう)ぜんが為なり。
食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。

五 為成道故 今受此食 : 成道(じょうどう)の為の故に今この食(じき)を受く。
今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。




花園大学の食堂に掲示されているそうです。




廃棄されるお弁当も沢山あると聞きますが、食べること、大切にしたいですね。




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