ほっと ひと息

ようこそ
ほっとスペースへ

「話す」は「癒す」
平穏な日々を過ごせるよう、
一緒に考えましょう

子どもについて ~預言者より~

2018-01-02 13:08:01 | シェア






先月23歳になった息子が生まれて間もなく、
人生の大先輩から、2冊の絵本とB4サイズの紙を1枚贈られました。

詩をコピーしたもので、紙にはこう書かれていました。


子どもを胸に抱えた女が言った。
お話し下さい、子どものことを。

あなたの子は、あなたの子ではありません。
自らを保つこと、それが生命の願望。
そこから生まれた息子や娘、それがあなたの子なのです。
あなたを通ってやって来ますが、あなたからではなく、あなたと一緒に居ますが、それでいてあなたのものではないのです。
子どもに愛を注ぐがよい。でも考えは別です。
子どもには子どもの考えがあるからです。
あなたの家に子どもの身体を住まわせるがよい。でもその魂は別です。
子どもの魂は明日の家に住んでいて、あなたは夢の中にでも、そこには立ち入れないのです。
子どのようになろうと努めるがよい。でも、子どもをあなたのようにしようとしてはいけません。
なぜなら、生命は後へは戻らず、昨日と一緒に留まってはいません。
あなたは弓です。
その弓から、子は生きた矢となって放たれていきます。
射手は無窮の道程にある的を見ながら、力強くあなたを引きしばるのです。
彼の矢が遠く遠くに飛んで行くために。
あの射手に引きしばられるとは、なんと有難いことではありませんか。
なぜなら、射手が、飛んで行く矢を愛しているなら、とどまっている弓をも愛しているのですから。

 「預言者」カリール・ジブラン:著 佐久間 彪 :訳




頂いた当時は、この詩の言わんとすることが理解できなかったのですが、
 あなたの家に子どもの身体を住まわせるがよい。
 でもその魂は別です。
 子どもの魂は明日の家に住んでいて、
 あなたは夢の中にでも、そこには立ち入れないのです。
 子どのようになろうと努めるがよい。
 でも、子どもをあなたのようにしようとしてはいけません。
 なぜなら、生命は後へは戻らず、昨日と一緒に留まってはいません。

…の部分が、心に響いたことを覚えています。



私がこの詩を頂いたように、
親になった友人・知人に必ずこの詩を贈ります。



今日はふと、この詩のことを思い出しました。











    ランキングに参加しています。

    にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ









コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。