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病気と仲良く付き合う♪

2018-01-04 22:22:01 | 心と身体
25歳の頃、保育士の職業病を罹患しました。
全身のしびれから身体に力が入らなくなり、一時期モノが持てず歩けなくなりました。
その時の主治医に言われた言葉です。

「病気を治そうと思わずに、病気と仲良く付き合っていけたらいいね」って。

当時、その意味は分かりませんでした。
治りたいから通院しているのに、「なんて酷いことを言うんだ!」と反論したものです。


3ヶ月休職し、復職後は条件付き勤務で週1回の通院。
それが3年程続き、その後、服薬を止め季節に1回の通院まで減りました。
減らすことができたのは、主治医の言葉が理解できたからです。


服薬で改善できるのは限界があります
主治医はそれを知らせて下さっていたのです。


自分の身体を知ることです。
身体が悲鳴を上げる前に、悲鳴を上げないように、疲れたら「休む」。
身体が疲れると、気力が湧かなくなり、気持ちが沈みがちになります。
逆もあります。
気持ちが沈んでくると、思考がまとまらなくなり、身体が思うように動かなくなります。



どんな病気でもそうですが、「病気になる」のは『身体が無理をしている』のです。
コップに水を入れていくと、いつか溢れてしまいます。
溢れた状態が、「病気になる」ことです。



自分の病気を先ず知って、病気を受け入れて、どう付き合っていけばいいのか…感じてみることです。
容易なことではありません。
大変な苦痛と労力を必要とします。

私は病気と上手く付き合えるまでに、5年近くの時間が必要でした。

今でもちょっと油断すると、後遺症が出てくるので、身体の使い方や身体を休める工夫をしています。
過去の私を知らない人が見たら「なんでそんなことを?」と思われるような工夫です。
誰が何を言おうと、私には必要なコトです。
お陰で医者要らず、薬要らずになりました。


私が病気と上手く付き合えるようになったのは、主治医が時に厳しく叱り、励まし続けて下さったからです。


    (15年程前の主治医と私)
   

人は「自分を見捨てず支え続けてくれる人がいる」と信じられることで、秘めたる力を発揮できるものです。



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