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認知症とてんかん

2018-03-07 23:20:06 | シェア
クリニックでの勉強会から…



てんかん発作の「複雑部分発作」

その症状は…
・一点をずっと見つめ、ぼーっとしている
・問いかけに答えが返ってこない、又は的外れな返答をする
・口をもごもごしたり、手をもぞもぞして意識がはっきりしない
・動作が止まっている
・何をしていたのか覚えていない

これらの症状は、認知症の症状とも似ている。
その為、65歳以上の高齢者の場合、「認知症」の診断で薬を処方される。
服薬しても症状が改善されないので、薬の処方量だけが増えていく…というケースが多いらしい。



実際に勤務先クリニックでも、他院で認知症と診断された方が転院されてきた。
脳波検査の結果、てんかんが疑われ、てんかん薬が処方された。
ご家族は、認知症薬の処方がないことに抗議されたが、院長の「様子を見てほしい」に従われた。

1ヶ月後、ご本人も驚くほど症状は改善された。





「認知症」と診断され、服薬しているにもかかわらず症状が改善されない場合は、
てんかんかもしれない…ということを知っておいてください。
何かの折に、役立つかもしれません。

てんかんは、薬で症状が日常生活に支障がない程、改善されます。



   




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