SVを買って割とはじめに手を付けたのがブレーキ。純正状態はなんとなく頼りないので、とりあえずよく効きそうなパッドを…ということでこちらで入手性の良いEBCのシンタードパッドに交換。
EBC “Double-H” sintered pad
品番はF: FA229HH/FA231HH, R:FA496HHです。
これで結構効く印象にはなりましたが、その後柔らかいタッチを改善しようとブレーキホースも交換しました。
ブレーキホースの交換というと4輪2輪ともに何度となくやっている作業なんですが、ABS車ということで、ちょっと面倒です。
用意したパーツはSPIEGLERというメーカーのものですが、説明をみるとSV650用キットは6本構成となっています。ざっくりと車体を見て、前3本・後2本の5本が交換対象だと思っていたので、あと1本はどこ?となっていました。
ABSユニットから帰ってくるラインの接続部はこのあたり(サービスマニュアルより)
SV650の場合、フロントのマスターシリンダから、車両後部のABSユニットに行き、折り返してステアリングヘッドまで帰ってきてからキャリパに接続されます。このフレーム裏に隠れている配管部分(上図の赤丸あたり)にゴム配管があるため、これが6本目となっていたのでした。
そしてこの部分の交換作業は、タンク及びその下のエアクリーナボックスを外して行う必要があります。
現物だと接続部はこんな感じ
タンクを支えて作業中(エアクリーナボックスも取り外す必要があります)
タンクの支え棒が純正部品として出ているみたいですが、とりあえずエクステンションとソケットの組み合わせでもそれなりに安定していました。
接続部は4輪ではお馴染みのフレアパイプ
ラジエータ前の分岐点は純正に準じたレイアウト。
ココが一体になっている製品もあるようです…漏れトラブルなどのリスクを考えるとそっちのが良かったかも。
リヤはこんな感じ。
リヤはこんな感じ。
削り出しブロックが並ぶメカメカしい雰囲気ですが割と好きです(笑
さて交換後は月並みな感想ですがカチッとします。
でもなんとなく期待値よりはカチッとし切らない?ような気もしますが、ABS車だからなのかなあ…うーん。
でも純正状態よりはだいぶ頼もしい感じになりました。
そうそう、このSpieglerのホースで良いのが、バンジョーの向きを自由に回転させられるようになっていることです。
画像のようにプライヤなどでくわえておいて、適当な棒をバンジョーに差し込めば回せます。
これで取りまわしの自由度はかなり上がるのでとても気に入りました^^
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